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privacy コラム

電波漏洩・干渉を防ぐ最適なBSアンテナ工事方法を解説

2021.11.01

アンテナのトラブル

2018年12月に新4K8K衛星放送が開始されてから、電波漏洩によって周辺の電子機器などに電波障害が起きていることはご存知ですか? それは新4K8K衛星放送に割り当てられた周波数(2224MHz~3224MHz)に関係しています。

この電波漏洩が起きないようにするためには、受信設備の交換工事が必要です。そこで今回のコラムでは、新4K8K衛星放送にまつわる電波漏洩および他の電子機器への電波干渉について解説していきます。

電波漏洩が起きている原因は受信設備が左旋電波に対応していないから

新4K8K衛星放送が開始されたのは2018年12月のことです。それまでのBS放送は右に旋回する右旋の電波が放送衛星から送られてきました。そのためテレビに電波が届くまでに利用するケーブルやブースター、さらに壁面のアンテナ端子(コネクター)や接続プラグなども右旋用でした。

しかし新4K8K衛星放送は左旋の電波が放送衛星から送られてきます。それは右旋だけでは送信できる電波がいっぱいになってしまったためです。そのため左旋で電波を送る必要があるのです。

そこで新4K8K衛星放送を視聴するために、新4K8K衛星放送対応のアンテナを導入する家庭が増えました。このアンテナは左旋も右旋もどちらの電波にも対応しています。そのためそれまでのBS放送も新しい4K8K衛星放送もどちらの電波もキャッチできるのです。

しかし本来であれば、ケーブルやブースター、アンテナ端子、プラグといった機器も左旋電波に対応したものに変更する必要があるのですが、そのままにしているケースがあります。そのため家庭内の壁面のアンテナ端子付近で電波漏洩が起き、他の電子機器を干渉している事態が起きているのです。

障害の具体例としては、「Wi-Fiに繋がらない」「電子レンジに近いテレビが映らない」といったことです。新4K8K衛星放送を視聴するようになって、他の電子機器で障害が起きている場合は、ケーブルやアンテナ端子、プラグなどの接続不良を疑ってみてください。

障害が起きている原因は遮蔽性能が低い機器の使用や手ひねり接続

新4K8K衛星放送を視聴するためには、アンテナだけではなく、ケーブルやブースター、コネクター、分波器、分配器などを対応する機器に交換する必要があります。

総務省のHP「総務省 衛星放送用受信環境整備事業中間周波数漏洩対策事業」には、『2018年に施行された電波法では4K8K対応アンテナを設置して以降、受信設備から電波が外部に漏れてしまうと「違法」になります。』
と記されており、電波漏洩に関する技術基準に適合しない受信設備を使用していると違法扱いになります。

具体的には、F型コネクターを使用しないで、古いブースターや分配器など遮蔽性能が低い機器を使用し、テレビ端子などに直付けによる接続を行うことなどです。

また、手ひねり接続と言われる接続方法によっても電波漏洩が起きているとされます。この手ひねり接続とは、ケーブルの芯線の部分を手でねじって接続する方法です。

こうした接続方法は技術基準に適合しておらず、電波漏洩の観点からも適切な工事とは言えないのです。

古い機器の交換工事には助成金が支払われる可能性も

実は新4K8K衛星放送を視聴するために必要な機器の交換工事費用は、助成金制度が利用できる可能性があります。総務省が行っている「新4K8K衛星放送を視聴するための受信環境整備費用助成事業」と言い、衛星放送の受信設備に使用されている不適合機器の交換費用の一部が助成されるのです。

ただし条件があり、下記の条件にすべて合致する必要があります。

  • 左旋で放送される新4K8K衛星放送のチャンネルを視聴したい
  • 現在、いままでのBS・110度CSアンテナが設置されている
  • そのアンテナは2017年5月11日以前から設置されている
  • 事務所、店舗ではなく、さらに国・地方公共団体の住宅でもない

これらの条件に当てはまり、4K8K対応アンテナに交換すると助成の対象になります。ただし、交換前に設置されているのが電波漏洩する機器かどうか調べる必要があります。

これらの電波漏洩対策に助成が受けられるかどうかは、登録業者に依頼してまずは調査を行ってもらいます。その後の流れとしては、改修工事の見積もりを出してもらい、助成金の申請および助成金受領を登録業者に委任します。

登録業者による代行申請に対し、一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)が工事の許可を出すと、機器交換などの工事が実施されます。その後、A-PABから登録業者または助成対象者の口座に振り込まれることになります。

まとめ

4K8K放送を視聴するにはアンテナほか、受信設備も対応機器である必要があります。そのため、交換工事には助成金が支給されますが、条件が少し複雑になっています。

ご自宅の受信設備が助成金の対象になるのかどうか分かりづらいですから、お近くのアンテナ工事の専門会社にお尋ねください。

弊社でも調査から交換工事を行っていますので、お問い合わせください。
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