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【どんな影響がある?】700MHz電波障害を解説します!

2023.02.17

テレビの知識

【NEXT!700MHz】と書かれた細長い広告を、何が書いてあるのかよくわからないまま無視してしまう人が多いのではないでしょうか。

この広告の裏面には、O年O月O日以降にテレビの映像や音声に障害が発生する可能性があることが書かれています。

この日以降にテレビ映像に障害が発生した場合、700MHz帯の電波が原因である可能性があります。

今回は、こちらの700MHz電波障害に関する解説や対処方法をご紹介します。

【700MHz電波障害】の700MHzって何?

700MHzとは、2012年まで地上波アナログ放送に利用されていた電波帯のことです。

ここ数年、スマホや携帯電話をはじめとする無線機器の普及により、インターネットにアクセスするためのデータ需要が急激に増加しています。

このため、スマホなどインターネットに接続可能な機器に700MHz帯を再び利用することが検討されています。

しかし、その結果、テレビ信号が妨害されるという不具合が出てしまいました。

700MHz電波障害は何故起こる?

700MHzの周波数による干渉は、すべてのテレビに影響するわけではありません。

その干渉がある場合、一般的には家の近くの携帯電話基地局や、古いタイプのブースターによって引き起こされます。

その対策として、古いブースターを「DHマーク」入りのものに交換することが推奨されています。

さらに、このような電波障害が発生しやすい地域には、チラシの配布など、注意喚起のための情報が提供されています。

ただし、お住まいの地域でこの問題が通知されていない場合は、テレビに影響が出る可能性は低いと思われます。

・影響が出てしまう旧式ブースター

ブースターとは、アンテナで受信したテレビの電波を増幅する機器です。

障害物により電波が届きにくい場所や、送信所から遠い場所で使用するのが一般的です。

アナログ放送時代のブースターは、スマホや携帯電話に使われる700MHz帯の電波を増幅してまうため、テレビの電波を妨害してしまいます。

700MHz電波障害を防ぐために、電波が混線しないよう対策されたブースターには「DHマーク」というシンボルマークが付けられています。

これは、一般社団法人電子情報技術産業協会で審査・登録されているもので、ブースターを購入する際には確認が必要です。

・ブースターについて詳しくはこちら
ブースターでテレビの映りが良くなる?選び方のポイントをご紹介!

どんな悪影響が発生する?

700MHz電波障害が起きたとき、テレビにどんな悪影響が出るのでしょうか?

こちらでは、一般的な症状などを解説します。

ブラックアウトと呼ばれる画面に何も映らない状態や、フリーズと呼ばれる画面が固まってしまう状態、四角いノイズなどが発生するブロックノイズなどは、一般に700MHzの周波数が混線してしまったときに、テレビに信号が集まりにくくなる指標と推定されます。

これらの症状が必ずしも700MHzの電波障害に起因するとは限りませんが、そのような影響を注意喚起するチラシなどに、いずれかが表示されている場合は、700MHzの受信が問題の原因である場合があります。

衛星放送は影響が出ない

人工衛星から電波を送る衛星放送や、ケーブルを通じて電波を受け取っているケーブルテレビなどは電波障害を受けることはありません。

衛星放送を視聴していて不具合が発生した場合、700MHzとは無関係なのでアンテナ工事専門業者への調査依頼をおすすめします。

受信障害が発生した時の対策

700MHz受信障害の注意喚起が発表されている地域で、テレビの調子が悪いようでしたら、「700MHz専門相談窓口」に連絡してみましょう。

相談窓口に連絡すると、専門の担当者が家にあるアンテナ機器を点検しに来てくれます。

技術者の調査により、テレビ視聴の不具合が700MHz由来であることが判明した場合、旧式のブースターの交換や、問題を解決するために必要な調整を行いますが、関連費用はすべて無料です。

このサービスを利用して料金を請求された場合は、詐欺である可能性が高いので絶対に支払わないようにしてください。

なお、700MHz電波障害でない場合は、調査や修理などは行ってもらえません。

まとめ

今回ご紹介した700MHz電波障害は、スマホなどで使用するデータ需要が増えたために、アナログ放送時代に使用していた電波帯を再利用した際に起きてしまったものです。

これらの受信障害は、一定の地域で旧式のブースターなどを使用している場合に発生するので、原因に気付かない場合があります。

また、注意喚起のチラシなどが配布されていない地域の場合は、受信の不具合は700MHzが原因である可能性は低いので、アンテナ工事専門業者に現場調査などを依頼することをお勧めします。

さくらアンテナでは、【無料お見積り・現場調査】を行い、アンテナに関するトラブルに対応させていただきます。
ぜひお気軽にお問い合わせください

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