コラム
COLUMN
アンテナ工事でも火災保険は適用される?!適用するための条件や手続きをご紹介!
2020.09.28
アンテナ工事
大型の台風が毎年のように日本に上陸し、強風や大雨の被害が日本では増えてきています。
テレビアンテナも強風や大雨で壊れてしまい修理が必要といった人も多いのではないでしょうか。
もっとも、実はアンテナ工事でも火災保険を適用できる可能性があります。
あまり知られてはいないですが、火災保険を使うことで工事や修理への無駄な出費を抑える事ができるので事前にしっかりと抑えておきたい情報です。
そこで今回は、アンテナ工事でも火災保険ができるのか、適用するための条件や手続きに関して詳しく解説していきます。
そもそも火災保険とは?
火災保険とは、家屋と家財を対象にした保険になります。「火災」保険という名前の通り、火災によって家屋や家財に損害を受けた際に補填をする保健サービスです。
もっとも、実は火災保険の補償している範囲は火災だけにはとどまらず、風災・落雷・盗難など幅広い範囲を保証している保険になります。
つまり火災保険は、家屋に関係する様々な被害を補償する保険サービスといっていいでしょう!
アンテナ工事も火災保険の補償範囲なのか?
では大雨や強風で折れてしまったアンテナの工事も火災保険の補償範囲なのでしょうか?
結論からいうと、アンテナ工事においても火災保険の補償範囲に入る可能性があります。
なぜなら、上述でも紹介しましたが、火災保険はあくまでも「家屋全般」の被害に対して保証を行なうことです。
例えアンテナが壊れてしまったとしても、その原因が自然の災害などによるものであった場合は、火災保険の補償範囲の可能性があるといえるでしょう。
アンテナ修理で火災保険がきくのか
結論から言うと、アンテナ修理でも火災保険を適用できる可能性があります。
火災保険は「家屋全般」に生じた被害に対して、補償を行なうことを目的とした保険であることは上述でも紹介いたしました。そして補償の範囲には火災のみではなく、台風の強風などによる風災といった自然災害も含まれています。
アンテナが台風による強風や、風によって物が飛んできたことによって故障した場合、「風災」として扱うことが可能です。よって、アンテナ修理は火災保険による補償が受けられる可能性があります。
アンテナ工事で火災保険が適用されるケースとされないケースの違いとは?
アンテナ工事をするにあたって、火災保険が適用されるにはいくつかの条件を満たしている必要があります。一定の条件を満たしていなければ、火災保険が適用されない場合があるので注意が必要です。
そこでアンテナ工事で火災保険が適用されるケースと適用されないケースについて、以下で詳しく紹介していきます。
アンテナ工事で火災保険が適用されるケース
アンテナ工事で火災保険が適用されるにはいくつかの条件を満たすことが必要になります。
まず前提として、火災保険の契約内容に関してです。火災保険の契約内容によっては「強風や積雪による破損は補償範囲外」という条件が付されているケースがあります。こういった契約内容の場合、アンテナ工事に火災保険を適用することはできません。
アンテナ工事で火災保険を適用しようと検討している方は、まず火災保険の契約内容を事前に確認する必要があるでしょう。
契約で補償範囲内であったとしても、火災保険を適用するためには、アンテナの故障や破損が自然災害によるものであることが必要です。
故障や破損の原因が、経年による劣化や機器の不具合の場合だと火災保険の適用範囲外となってしまいます。そのためアンテナ工事を行なう際は、アンテナが強風や積雪によって破損してしまった場合でなければ火災保険が適用されないので注意してください。
- 火災保険の契約内容を確認する
- 経年劣化や不具合ではなく自然災害によるものでなければいけない
アンテナ工事で火災保険が適用されないケース
アンテナ工事で火災保険が適用されないケースは、まずは契約内によるものです。
火災保険の契約内容によっては、金額が一定額以上でなければ保険が適用されないという条件が付されているものもあります。こういった契約内容では、アンテナ工事に火災保険が下りないので、気をつけましょう。
次に火災保険が適用されないケースとして考えられるのは、アンテナが経年劣化による故障・破損のケースです。
このケースですと、火災保険の補償範囲外なので、例え保険会社に対して保険の申請を申し込んだとしても認められることはないので、注意してください。
- 火災保険の契約内容によっては保険が下りないので注意!
- アンテナの故障・破損の原因が自然災害であることが必須!
アンテナ工事に火災保険を利用するための手続きの流れ
アンテナ工事をする際に、火災保険の契約内容を確認して適用の範囲内であれば火災保険を利用して修理を行なうべきでしょう。
もっとも、実際に手続きをどうすればよいのか分からないという方もおおいのではないでしょうか。
そこで以下では、そんな方のために火災保険を使ってアンテナ工事を行なう時の手続きの流れについて詳しく解説していきます。
手続き1:保険会社への連絡
まずは火災保険に加入している保険会社へと問合せをしましょう。
加入している保険会社・契約内容によって、補償の範囲や金額など変わってきますので以下の事項は最初の連絡の際に、必ず確かめてください。
- 補償範囲
- 免責される金額
- 保険の上限
- 申請に必要とされる書類
連絡の際には、必ず被害状況を聞かれるので「家に設置していたアンテナが台風で破損してしまった」など被害状況を詳しく説明しましょう。その際に必要な書類や手続きの流れも説明してくれます。
手続き2:工事の見積もりをとる
保険会社に保険の申請をしたら、アンテナ工事の見積もりをとりましょう。アンテナ工事の業者に見積もりをお願いする際に、火災保険を使うことを連絡すると保険会社に提出する見積書がもらえます。
事前に伝えることで、見積書がもらえるので、火災保険の申請もすぐにできるのでアンテナ工事を行う際には、しっかりと事前に業者に火災保険を利用することを伝えましょう。
手続き3:火災保険に関する申請書類の記載
火災保険を利用することを保険会社に事前に連絡すると、以下の書類が送られてきます。
- 保険金請求書
- 事故状況説明書
上記の書類は保険を申請するための大切な書類になるので、必要事項を記入しましょう。注意しなければいけないのは、この上記の2つの書類は、保険を契約した本人が記入しなければいけません。
手続き4:火災保険会社への書類を提出
ここまでで用意した書類を保険会社へと提出する必要があります。具体的な書類は以下の4点です。
- 保険金請求書
- 事故状況説明書
- アンテナ工事の見積書
- 工事するアンテナの写真
保険金請求書と事故状況説明書は、火災保険会社から送付されてくるもので手続き3で記入したものになります。
一方でアンテナ工事の見積書と写真は、工事の見積もりを行なう際に用意しておくと手続きがスムーズに行うことが出来るでしょう。
上記の4つの書類を保険会社に対して提出すると、保険会社と第三者(アンテナ工事が妥当か鑑定する鑑定人)が書類と写真を前提に金額が妥当か被災によるもので間違いないかを確認します。
現地訪問を行なう場合もあるので注意してください。
手順5:保険会社から保険金が確定した連絡
上記の申請書類に問題がなく審査が通れば、保険会社から火災保険の費用が支払われます。
この連絡は、1週間前後で連絡が来るのですが、台風などの大規模災害で保険会社が通常よりも忙しい場合、連絡などの対応が遅くなってしまうでしょう。
あまりにも連絡が来ない場合は、一度確認の電話をしてみることをおすすめします。
アンテナ工事でも火災保険の適用はできる!気軽に相談してみましょう!
アンテナが台風などの災害によって工事が必要となった際には、火災保険を利用できるかもしれません。
火災保険に加入している場合、保険を使ってアンテナ工事をすることができるので費用もかからずおすすめです。
火災保険を使うための条件や手続きはそれほど難しいものではありません。今回紹介したように電話と簡単な書類の記入で手続きを済ますことが出来るので、災害でアンテナ工事が必要となった場合には積極的に火災保険を利用しましょう。
弊社さくらアンテナでも年中無休で最短即日対応にて、アンテナの工事を承っております。火災保険を利用するために必要な見積書や写真なども即時用意しておりますので、火災保険を利用したアンテナ工事を検討しているのであれば、ぜひご相談ください。
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