【ここに注目!】4K8K対応アンテナ設置のポイントを解説
2023.05.04
アンテナ工事
『4K8K放送が視聴したいが、どうすればいいのかわからない…』
4K8K放送は、より高画質な映像を楽しむことができるため、多くの家庭で導入が検討されています。
しかしながら、4K8K放送に対応するアンテナを設置する際には、注意が必要です。
今回の記事では、4K8K対応アンテナを設置する際に気を付けるべきポイントを詳しく解説し、さらに対応するアンテナについても紹介します。
4K8K放送の魅力やメリット
4K8K放送は、圧倒的な画素数によって、映像をより迫力満点に楽しむことができます。
2018年12月1日にスタートし、新世代の映像規格として広く知られるようになりました。
従来の地上デジタル放送で一般的なのはフルハイビジョンの「2K(約200万画素(横1920×1080))」規格ですが、4K8K放送は「4K(約800万画素(横3840×2160))」または「8K(約3300万画素(横7680×4320))」と呼ばれ、画素数が2Kよりも4倍または16倍にもなります。
4K放送では5.1チャンネルサラウンド、8K放送では22.2チャンネルのマルチチャンネルサラウンドにも対応しており、より色彩豊かでなめらかな映像を楽しむことができます。
そのため、大画面でも映像が粗くなることはなく、立体感や臨場感を何倍にも感じることができます。
4K8K放送視聴に必要なアンテナ
4K8K放送は、人工衛星から送信される信号をキャッチすることで、テレビで視聴することができます。
しかし、地上デジタル放送に使われる従来の八木式アンテナやBS/CS放送に使われるパラボラアンテナでは、すべての信号をキャッチすることができません。
そのため、4K/8K対応のアンテナが必要になりますので、設置する際の注意点をご紹介します。
4K8K放送は、BS放送と同じように人工衛星から送られてくる信号を受信することで視聴することができます。ただし、違いは信号の送信方式にあります。
放送衛星から送られてくる信号は螺旋状に回転していますが、BS放送は時計回りの右回転で送られています。一方、一部の4K・8K放送は左回りに反時計回りに回転して送信されます。
そのため、すべての4K8K放送を視聴するには、右旋・左旋の両方に対応したアンテナが必要です。
4K8K対応アンテナは、BS/CSアンテナと同じようにパラボラアンテナです。見分けがつきにくいので、4K8K対応アンテナには「4K8K対応」のシールが大きく貼られています。
購入の際は、そのシールがアンテナに貼られているかどうか、必ず確認してください。
ちなみに、4K放送の中には、右回転で送られてくるものもあります。そのため、BS放送のアンテナで視聴できる4K放送もあります。
・八木式アンテナについて詳しくはこちら
魚の骨にそっくり!八木式アンテナはこんなお家にお勧め
・BS/CS放送について詳しくはこちら
BSとCSの違い!BS、CS環境を作る上で必要な設備や注意点を解説
アンテナ設置場所の注意点
4K8K放送を視聴するためには、アンテナの設置場所が非常に重要です。
なぜなら、日本から見ると南南西の方向にある人工衛星から送信された電波をキャッチする必要があるため、南南西に高い建物がない場所に設置する必要があるからです。
また、共同住宅では、パラボラ型アンテナをベランダに設置することができない場合があります。そのため、設置前にマンションの管理規約を確認することが重要です。
もしアンテナを設置できない場合でも、4K8K放送はケーブルテレビなどでも視聴可能です。4K8K放送を観られない場合は、ケーブルテレビを検討してみてください。
その他の注意点(テレビ・ケーブルなど)
4K8K放送を楽しむためには、4K8K対応のアンテナだけでなく、対応の同軸ケーブルやテレビなどの機器も必要です。
4K8K放送を視聴するためには、以下のものが必要です。
・同軸ケーブルについて詳しくはこちら
テレビの同軸ケーブルはプラグの形と太さで選びましょう
・4K8K対応テレビ
4K8K放送視聴には、対応したテレビが必要です。
ただし、4Kテレビと4Kチューナー内蔵テレビ、8Kテレビと8Kチューナー内蔵テレビがあることにも注意が必要です。
4Kテレビにはチューナーが内蔵されていないため、別途4Kチューナーが必要です。
8Kテレビにも同様に、8Kチューナーが必要です。8Kテレビは4K放送にも対応しています。
・4K8K対応アンテナ端子やケーブルなどの周辺機器
4K8K放送には、右旋回と左旋回で受信した電波の周波数が異なるため、アンテナ端子や接続ケーブルも4K8K放送対応のものが必要です。
また、ブースターや分配器を取り付ける場合には、4K8K放送対応のものを使用する必要があります。
購入前には、これらの機器が4K8K放送対応であることを確認しましょう。
・アンテナ端子について詳しくはこちら
アンテナ端子の種類とは?それぞれの特徴を解説
・ブースターについて詳しくはこちら
アンテナ工事に必要になるブースターって何のこと?絶対つけないといけないの?
・分配器について詳しくはこちら
複数のテレビ視聴にはアンテナ分配器が必要!分波器・分岐器との違いも解説
まとめ
今回は4K8K放送視聴の際の注意点などを解説させていただきました。
4K8K放送は、通常の放送よりも臨場感があって楽しめますが、設置する際にはいくつかの注意点があります。
4K8K放送対応のアンテナをはじめ、専用の部品と機器が必要ですので、忘れずに用意しましょう。
また、アンテナ設置作業は高所で危険な場合や、難しい場合もありますので、なるべくプロのアンテナ工事専門業者への依頼をお勧めいたします。
さくらアンテナでは【無料お見積り・現場調査(電波測定)】を行い、お客様のお住まいに最適な設置作業をご提案させていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください!
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