【各地方それぞれ】『独立系放送局』と『ローカル局』の違い
2023.02.10
テレビの知識
日本全国に都道府県名を冠したテレビ局があることをご存知の方は多いと思います。
また、『東京MX』や『サンテレビ』など、自分が住んでいる所では見られないチャンネルの名前に出会うことがあるはずです。
これらのチャンネルを見たことがなくても、地域限定のチャンネルがあることは何となくご存じで、自分の地域ではないチャンネルでドラマの再放送などがあり、羨ましく思ったりすることもあるはずです。
今回はそういった地域限定の放送局や、キー局と呼ばれる放送局の違いなどを解説いたします。
『独立系放送局』と『広域民放』の違いとは?
テレビに関係する言葉で、ローカル局やキー局、全国放送などを聞いたことがある方も多いと思います。
日本のテレビメディア事情は多様で、地域限定の独立系と主流派の放送局が混在しています。
しかし、この業界に馴染みのない人にとって、この2種類のネットワークの違いを理解するのは難しいかもしれません。
本稿では、日本の独立系放送局と主流派放送局(広域民放)の主な違い、およびそれぞれの特徴を紹介します。
・広域民放の主な特徴
いわゆるキー局と呼ばれるのは、東京にある『フジテレビ』『日本テレビ』『テレビ朝日』『TBS』などの在京テレビ局の事を指しています。
『ローカル局』というのは、これらの在京キー局以外の地方局全てを表しています。
そして、地方それぞれにあるキー局の系列ネットワークを『広域民放』と呼んでいます。
主要放送局の大きな利点のひとつはそのチャンネル数です。
大きな予算と幅広い視聴者を持つ主流放送局は、視聴者にアピールする質の高い番組を制作することができます。
また、最先端の技術に投資する予算もあるため、業界の最先端を走り続けることができます。
日本のメインストリーム・ネットワークは大企業によって所有・運営されていることが多いため、財政的に安定し、長い間存続することができるのです。
その為、全国にニュース、スポーツ、エンターテインメント、その他の番組を提供し、テレビ以外にもラジオ、オンラインなど複数のメディアプラットフォームで強い存在感を示しています。
ただ、欠点としては、政府や企業との関係が密接であることです。
このため、番組内容などが制限され、これらの組織に批判的なコンテンツを制作することが難しくなる場合があります。
多くの視聴者にとって、この独立性の欠如は、メディアで得られる自由な知識の幅を狭めるというデメリットにもなります。
・独立系放送局の主な特徴
ローカル局の中にも、キー局の系列ではないテレビ局があり、そちらを『独立系放送局』と呼んでいます。
テレビ業界における独立系放送局は、広域をカバーする大手の民間放送局とは提携せず、主に地元に密着した放送を行っています。
日本では「地方チャンネル」「地方局」と呼ばれ、主に地域のニュースやイベントなどを中継したり、地域をテーマにしたバラエティー番組などを放送しています。
独立系放送のメリットの1つは、特定のジャンルに特化した番組を作ることができることです。
地方局の番組は、特定の趣味に特化していることが多く、最近では昔のドラマやアニメの再放送なども増え、視聴者は自分が熱中できるコンテンツを容易に見つけることができます。
また、ニッチな分野に特化することで、新進気鋭の才能を発掘することもできます。
地域社会と強い結びつきがあることも多く、その地域に住む人々にとって貴重な情報源であり、支援源にもなっています。
独立系放送局は、地域の声や視点を伝えるプラットフォームを提供し、視聴者と地域社会を有意義に結びつけることもできます。
まとめ
日本の独立系放送と主流の放送ネットワークは、それぞれ視聴者にユニークな番組やコンテンツの選択肢を提供しています。
キー局系が質の高い番組を全国に提供するのに対し、独立系放送はよりニッチなコンテンツを提供することができます。
この2つのタイプのネットワークの違いを知れば、自分が興味のあるコンテンツをもっと探しやすくなるはずです。
独立系とキー局系の両方の放送の利点を考慮して、さらに素敵なテレビライフをお楽しみください!
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