テレビが突然が映らない!「E202」のエラーメッセージの対処法とは?
2020.11.26
アンテナのトラブル
「テレビを観ていたら突然エラーメッセージが出てきた」という経験はありませんか? いきなりテレビが映らなくなるので、テレビアンテナが原因で受信できていないのか、他に原因があるのかわからずパニックになりそうですが、エラーメッセージごとに原因が異なります。
特に「E202」というのは電波の受信に関係するエラーメッセージで、比較的出てくるメッセージです。いざというときにどう対処したらいいのか、心得ておきましょう。ということで今回は、「E202」などのテレビエラーメッセージについてご紹介いたします。
電波が届いていないというエラーメッセージ「E202」が出る原因とは?
地上デジタル放送や衛星放送をテレビで観るには、アンテナが電波を受信し、その電波がテレビに届く必要があります。このエラーメッセージの「E202」が表示されたときは、何らかの原因でテレビに電波が届いていないということを表しています。
各メーカーによって表示は違いますが、
- 「信号が受信できません」
- 「アンテナの調整・接続を確認してください」
- 「天候などの影響で一時的にご覧になれません」
といった文言のメッセージになります。
このエラーメッセージ「E202」が出たときには2つの原因があると考えていいでしょう。
- 外的要因…地域の電波障害、台風などの天候の影響、など
- 内的要因…ケーブルの接触不良、アンテナの不具合、など
外的要因の場合、状況が回復するまで待つしかありませんが、内的要因の場合は自分でできることもあります。そこで、このエラーメッセージの「E202」が表示されたときにできる、簡単な対処法を紹介しましょう。
「E202」が表示されたときにできる4つの対処法
エラーメッセージ「E202」が表示された場合、電波がきちんとテレビに届いているか確認し、どこに問題があるのか探っていきます。
① から④まで順番に試していくと分かりやすいはずです。
①アンテナの受信レベルを調べる
電波は常に一定というわけではなく、強弱があるものです。この電波の受信レベルがどうなっているか、分かる機能がテレビに備わっています。メーカーによっては異なりますが、通常は「設定」といった項目の中にある「アンテナレベル表示・受信設定」といったメニューです。
アンテナレベルを確認して、受信レベルが足りていないようであれば、②以降の方法を試してみましょう。
反対に、受信レベルが足りているのに、テレビが映っていないというのはテレビに問題がある可能性があります。その場合は、メーカーに問い合わせるのがベストです。
②配線に異常がないか確認する
次は配線を確認しましょう。ケーブルの接続に不具合がある場合もエラーメッセージが出てしまうからです。
最初に確認するのは、テレビの後ろの「アンテナ入力」です。しっかりケーブルが差し込まれているか、確認しましょう。もちろん、ブルーレイなどの録画機器と接続している場合もチェックします。また、壁にあるアンテナ端子の接続も確認してください。
目で見てたるみなどがあるように感じられない場合でも、一度外して、接続し直すのがベストです。何らかの衝撃で外れたり、ゆるんでしまっていることもあるからです。
③チャンネル設定をやり直す
チャンネル設定をリセットすることで、エラーメッセージが解消することがあります。テレビを購入してアンテナと接続した際、まず、チャンネル設定したのを覚えていませんか。それをもう一度してみるのです。
リモコンの「設定」「ホーム」「メニュー」内に、「チャンネル設定」という機能があります。そちらを試してみましょう。
④テレビを再起動する
これまで紹介した方法で回復できない場合は、テレビを再起動する方法もあります。パソコンやスマホでも不具合が生じたら再起動しますが、同じようにテレビでもリセットすることができるのです。
方法は、
- テレビの電源を切る
- 電源プラグをコンセントから抜く
- 1分程待つ(メーカーや機種によって違いあり)
- 電源プラグを差し込む
- テレビの電源を入れる
ここまでしてもエラーメッセージが解消されないようであれば、アンテナの向きや配線の確認といった本格的な調整が必要になります。前述のことは素人ではできないことも出てきますし、危険が伴う作業もあるかもしれません。
お困りの際は、ぜひさくらアンテナにお問い合わせいただけましたら、すぐに現場調査へ向かいます!
アンテナレベルが低いときの対処法
アンテナレベルが低い場合は、テレビを映すのに十分な電波が届いていないことになります。その場合の確認と対処法を3つ紹介します。
アンテナケーブルを交換する
アンテナケーブルにも寿命はあります。10年前後使用している場合や、アンテナケーブルが必要以上に長い場合は、アンテナケーブルを新しく交換しましょう。
しかしケーブルの太さや長さなどによって電波の減衰量(電波が弱くなる量)も変わるので専門家への相談をおすすめします。
ブースターを設置する
ブースターとは、テレビ信号を増幅する機器です。
テレビ信号を複数に分けたり、アンテナケーブルを長くしたりするときに下がってしまうテレビ信号を増幅する機能があります。
よって、ブースターの設置で解決できるかどうかは、レコーダーやテレビなどを接続するために最近分配したかで判断します。
アンテナの向きを調整する
地デジアンテナは電波塔がある方向に向いているはずですが、悪天候での強風や台風などの影響でいつの間にか向きがズレてしまうことがあります。
地デジアンテナは大体の向きが合っていれば問題なく受信できるはずですので、アンテナが電波塔に向いているか外に出て確認してみましょう。
八木式アンテナは、魚の骨のような形をしているアンテナです。この場合はくの字ではないほうが電波塔に向いているか確認しましょう。
アンテナがズレていたら、自身での高所作業は避けて必ずアンテナ業者にアンテナの調整を依頼してください。
慣れない高所作業は、大けがに繋がりかねません。プロに任せましょう。
エラーメッセージをすぐに解決したい方はこちらからお問い合わせください。
他のエラーメッセージの種類と対処方法をご紹介
エラーメッセージ「E202」の他にも、エラーメッセージがいくつかあります。テレビの取扱説明書などに記載されていますが、次のようなものがあるので覚えておきましょう。
- 「E100」…B-CAS(C-CAS)カードが正しく挿入されていない
- 「E201」…アンテナレベルが低下している
- 「E203」…チャンネルの放送を休止している
- 「E204」…このチャンネルはありません
- 「E209」…ケーブルに不具合があります
「E100」が表示されたら、B-CAS(C-CAS)カードが正しく挿入されていないということです。しかし、実際は挿入されているのに認識ができていないこともあります。抜いてカードを一度拭いてから入れ直してみましょう。
「E201」が表示されたときは、「E202」のときと同じような方法でアンテナの受信レベルや接続を確認しましょう。一方、「E203」や「E204」は放送していないというメッセージですが、もし放送休止になっていないチャンネルであれば、同じようにアンテナ受信レベルや配線などを確認してください。
「E209」はケーブルが適切に接続されていないときに表示されるメッセージです。ただし、ケーブルがショートしているときにも表示されます。危険ですので、専門業者に確認してもらいましょう。
まとめ
突然のエラーメッセージは誰でもビックリしますが、まずは落ち着いてどのエラーメッセージが出ているか、確認しましょう。
電波の受信レベルに関わるものであれば、今回紹介した4つの方法があるので実践してください。ただし危険が伴う場合もあるので、無理をせずに専門業者に相談するのもおすすめです。
アンテナ設置・工事に関してお困りごとなどありましたら、ぜひさくらアンテナにお任せください。アンテナに関するお悩み全て解決いたします。
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