【共聴アンテナとは?】戸建て・マンションそれぞれのアンテナの違い
2023.03.13
アンテナ工事
『一戸建てのアンテナとマンションのアンテナって何が違うの?』
こんな疑問を持ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、一戸建てとマンション・共同住宅のテレビアンテナを比較し、マンションでテレビ受信を改善するためのヒントをご紹介します。
一戸建てとマンションのアンテナ比較
日本の一戸建て住宅では、一般的に家の屋根や側面に専用のテレビアンテナが設置されています。
これらのアンテナは、テレビ放送塔から直接信号を受信するように設計されています。
一方、マンションでは、建物内のすべての世帯に送信するテレビ電波を受信するための共聴アンテナを設置しています。
・共聴アンテナ
共聴アンテナは、ビルや集合住宅の屋上に設置されるアンテナのことで、マンションなどに設置されているのが一般的です。
このアンテナから受信した信号は、同軸ケーブルを通じて建物内の全住戸に配信されます。
共聴アンテナのメリットは、管理会社やサービス提供者がアンテナを設置・管理するため、居住者が自分でアンテナを設置・管理する必要がないことです。
しかし、共聴アンテナにはいくつかのデメリットがあります。
信号の強さは、建物と放送塔の間の距離や、他の建物や電子機器からの干渉によって影響を受けることがあり、さらに、ビルの管理者やサービス提供者がチャンネルラインナップを決定するため、住民がどのチャンネルを利用できるかをコントロールできない場合があります。
・同軸ケーブルについて詳しくはこちら
テレビの同軸ケーブルはプラグの形と太さで選びましょう
・戸建て用テレビアンテナ
戸建て用テレビアンテナは、基本的に個人の住宅やアパートの屋根や壁面に設置される個人用アンテナのことです。
このタイプのアンテナは、日本では一戸建てに多いのですが、マンションでも管理者の許可があれば設置することが可能です。
戸建てアンテナのメリットは、他の建物や電子機器からの干渉の影響を受けないため、共聴アンテナよりも安定した信号を受信できることです。
さらに、特定のチャンネルを受信するようにアンテナを調整することができるため、居住者はどのチャンネルを利用するかを選択しやすい点もメリットです。
しかし、デメリットもあり、アンテナの設置やメンテナンスは居住者の方が行う必要があり、慣れない方や必要な機材がない方には難しいかもしれません。
また、集合住宅によっては、アンテナ設置に制限がある場合もあり、設置できる場所が限られることもあります。
共同住宅のテレビ受信の改善について
日本のマンションでテレビの受信状態が悪い場合、改善するためにできるいくつかの方法があります。
・テレビの設定を確認する
テレビが正しいチャンネルに設定されているか、信号が「ケーブル」ではなく「アンテナ」に設定されているかを確認してください。また、最良の信号を得るために、テレビの設置位置を調整する必要がある場合もあります。
・ブースターを使用する
ブースターは、あなたの部屋の中で信号強度を向上させるのに役立ちます。特に、低層階にお住まいの方や、マンションのアンテナから離れた場所にお住まいの方に有効です。
・ブースターについて詳しくはこちら
アンテナ工事に必要になるブースターって何のこと?絶対つけないといけないの?
・室内アンテナを使用する
以上の方法が上手くいかない場合、室内アンテナを試してみるのも良いかもしれません。かなり受信環境の良い場所でないと受信が難しいかもしれませんが、マンションのアンテナが動作しない場合の有用なバックアップオプションになることがあります。
・アンテナ設置の専門業者に依頼する
それでもテレビの受信状態が悪い場合は、アンテナ工事専門業者に依頼して新しいアンテナを設置するか、現在のアンテナの信号強度を向上させることを検討することをお勧めします。
ただし、マンションなどの場合はオーナーや管理会社が工事や修理などをするかどうか判断するので、まずオーナーに相談してみましょう。
まとめ
日本の集合住宅でテレビ受信を改善するのは一苦労ですが、改善するためにできることはいくつかあります。
テレビの設定を確認する、ブースターなどを使う、室内アンテナを使う、専門の設置業者に依頼する、などの方法で、テレビの受信状態を改善することができます。
さくらアンテナでは【無料お見積り・現場調査】を行い、お客様のアンテナに関する様々なトラブルに適切に対応させていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください!
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