新築時のアンテナ引き込み口の主な場所と設置時に気をつける点はこちら!
2022.12.28
アンテナ工事
「部屋内にケーブル類がごちゃごちゃするのは嫌!」
新しく家を建てる場合、TVアンテナの引き込み口をどこにするか迷う方は多いようです。
スマートに配線するには、どこから引き込むのが最適なのでしょうか?
本記事では、新築時にアンテナの引き込み口の主な場所と引き込む際の注意点について解説します。
新築時のアンテナ引き込み口は大きく分けて3つ
新築戸建てでTVを視聴するためには、テレビアンテナから同軸ケーブルを屋内に引き込まなければなりません。
主なケーブルの引き込み口は大きく分けて次の3つです。
①専用の穴
新築であれば、大抵外壁にあらかじめ電話や電気のケーブルを引き込む穴があります。
この穴を利用すればケーブルは壁の中を通せるため、室内が最もすっきりする引き込み方法です。
引き込み線が家の正面に来るなど美観を損ねる場所を通らないか確認しておきましょう。
家の設計の段階であれば、穴の位置を変更できます。
②エアコンダクトの穴
アンテナケーブルの引き込み穴がなかったり、あってもTVを設置する部屋と遠かったりする場合はどうしたらよいのでしょうか?
そのような場合は、TVを設置する予定の部屋にエアコンと室外機をつなぐエアコンダクトがあれば、ダクトの穴からケーブルを引き込むとすっきりと引き込めます。
壁に穴を開けずにすみますが、エアコンを取り換える時に邪魔になってしまいます。
③ドアサッシの隙間
専用の穴もエアコンダクトも使えない場合、ドアサッシの隙間からケーブルを引き込む方法があります。
窓の開け閉めには支障ありませんが、TVの場所が遠い場合は、室内で配線が目立ってしまう可能性があります。
また隙間を通すケーブルは薄く耐久性が低いため、頻繁に開け閉めしない場所を選びましょう。
新築時にアンテナ引き込み口を決める際の注意点
アンテナの引き込み口を決める上で、アンテナの設置場所との位置関係が一番重要です。
引き込み口を設置する際には、以下の点について確認しましょう。
設計図で方角を確認する
最初に設計図を見て、アンテナの設置場所がどこになるか確認しておきましょう。
特にBS放送は、設置した方角によって受信状況が大きく変わります。
また設計図上の方角だけでなく、新しい家の周りに建物が密集している場合、周囲に障害物となるものがあれば、アンテナを設置しても受信できません。
テレビアンテナの位置によって、引き込み口の場所を考慮する必要があります。
アンテナを設置する場所の近くにする
アンテナと引き込み口が遠くなると、ケーブルの配線が複雑になり、長いケーブルが必要になるため費用がかかります。
TVを視聴する部屋とアンテナを設置する予定の場所が決まったら、引き込み口をできるだけアンテナの近くにしましょう。
エアコンダクトやサッシの隙間からケーブルを引き込む場合には、TVを設置する予定の場所の近くにすると、室内の配線が目立ちにくくなります。
アンテナとTVを設置する部屋が遠い場合は配線のルートを決める
やむを得ず、テレビアンテナと引き込み口が遠くなってしまった場合は、動線の邪魔にならないよう、ケーブルを配線するルートを考えましょう。
同軸ケーブルの選定やルートの工夫で、配線は目立たずきれいに引けますが、自分で配線するのは難しいかもしれません。
実績のあるアンテナ業者に依頼すると、外壁や部屋の美観を損ねない配線ルートを選んでもらえます。
新築時にアンテナケーブルを引き込む方法
元々使える引き込み口があれば、配線の引き込みは難しくありません。
しかし建売住宅などで、元々ある引き込み口が使用できなかったり、なかったりする場合は、引き込み口を別に用意する必要があります。
自分でケーブルを引き込む
外壁、ベランダ、屋根裏に設置されたアンテナであれば、自分でケーブルを引き込めます。屋根上にあるアンテナからの引き込みは、危険を伴うため難しいでしょう。
デザインアンテナ(壁付けの板状のアンテナ)やBS/CSアンテナであれば、ベランダや手の届く壁面に取り付けられることが多いため、比較的簡単にケーブルを引き込めます。
ネット通販などで、テレビアンテナもケーブルも1万円以下で手に入るため、自分で引き込んでみるのもよいでしょう。
エアコンダクトなどから配線する際は、引き込み口に防水処理が必要です。
また、全て設置してからTVが映らないなどということがないように、アンテナの設置場所の受信状況も確認しておきましょう。
業者に依頼する
自分で設置するのが心配であれば、家電量販店やアンテナ工事専門業者に依頼してしまいましょう。
BS/CSアンテナや八木式アンテナは1万円台後半から、デザインアンテナは2万円台から取り付け可能です。
受信状況や周辺の環境によってデザインアンテナが設置できない、立地の問題で希望の場所にアンテナを設置するのが難しい、といったケースもあり、対応できない会社もあります。
アンテナ設置以外にも、壁に穴を開けて引き込み口を新たに作る場合は、工事費用が追加されます。
また、他にも電波を強めるブースター工事や複数の部屋で見る場合の分配工事の有無、アンテナの設置場所によっては、別途料金がかかるでしょう。
さくらアンテナでは見積り後の追加料金は発生しません。
詳しい料金はこちらからご覧いただけますので、お気軽にお問合せください。
まとめ
引き込み口は、TVの設置場所やアンテナをどこに立てるかなどを考えて決めましょう。
自分でアンテナやケーブルを用意して作業することもできますが、慣れない工事にかかる手間や失敗のリスクを考えると、費用の違いは微々たるものです。
慣れた業者に依頼すると配線の間違いもなく、引っ越しで忙しい中、すぐにテレビを視聴できるでしょう。
一般的に新築住宅では、ハウスメーカーと提携している電気業者がアンテナ工事を行います。
しかし、ハウスメーカーを通さず直接アンテナ会社に依頼すると、中間マージンがないため工事費は安くなることが多いでしょう。
新築時にアンテナの引き込みを考えている方は、一度さくらアンテナにお問合せください。安心のコミコミ料金でお見積りいたします。
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