【これで失敗しない!】アンテナ屋根裏設置のメリット・デメリットを解説
2023.04.14
アンテナ工事
『アンテナを屋根裏に取り付ける屋根裏設置が注目を集めている』
という事実を踏まえ、今回の記事ではそのメリットやデメリット、そして設置できない場合などについて解説していきます。
住宅の構造によっては設置できないこともあるため、屋根裏設置を検討している方は必見です。
屋根裏設置のメリットを最大限に活かし、失敗のない設置を目指しましょう。
屋根裏設置の主なメリット
快適なテレビ視聴環境を実現するために、アンテナの設置方法にはいくつかの選択肢があります。
従来は屋根に大きな八木式アンテナを設置することが一般的でしたが、最近では屋根裏にアンテナを設置する方法が注目を集めています。
この記事では、アンテナを屋根裏に設置することのメリットやデメリットを紹介し、設置方法や注意点についても解説していきます。
屋根裏設置によって得られるメリットは、より美観性が高く、風雨によるダメージからも守られる点が挙げられます。
また、設置にあたってはいくつかの条件があり、設置できない場合もあることにも注意が必要です。
では、まず屋根裏に設置することでの主なメリットをご紹介いたします。
・八木式アンテナについて詳しくはこちら
魚の骨にそっくり!八木式アンテナはこんなお家にお勧め
①アンテナの寿命が屋外よりも長くなる
通常、テレビアンテナは屋外に設置され、雨や風に耐えるように作られています。
しかし、これらの要因によって、アンテナの寿命が短くなる場合があります。
ですが、屋根裏にアンテナを設置することで、アンテナの寿命を長くすることが可能です。
屋根裏に設置することで、アンテナが紫外線や風雨などの天候の影響を受けることがなくなるため、通常10〜20年程度のアンテナの寿命を延ばすことができます。
屋内にアンテナを設置することで、天候による経年劣化を避け、長寿命なアンテナを実現することができます。
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テレビアンテナにも寿命がある!修理・交換のタイミングを解説します
②悪天候での被害リスク無し!
屋根の上に設置されたテレビアンテナは、風雨などの悪天候に直接さらされるため、強風で倒れたり、落下する危険があります。
しかし、屋内にアンテナを設置する屋根裏設置なら、そうした被害リスクはありません。
特に台風や大雪などの多い地域、海岸に近い地域などでは、アンテナへのダメージが懸念されます。
ですが、屋根裏設置であれば、悪天候による被害を心配せず、快適にテレビを楽しむことができます。
③家の外観を損なわない!屋根裏設置で美しさを保とう
実は、お住まいのデザイン面を考慮して、アンテナの屋根裏設置を希望される方が非常に多くいらっしゃるのです。
テレビを観るにはアンテナが必要ですが、一般的な八木式アンテナが外観に合わないと考える方も多くなっています。
また、アンテナで受信した電波をテレビに送るには同軸ケーブルが必要ですが、外壁の上を這うケーブルは見栄えが良くないと敬遠する方もいらっしゃいます。
一方、屋根裏にアンテナを設置すると、アンテナはもちろんケーブルも外から見えないように隠すことができますので、外観のデザイン性を損なうことがありません。
お住まいの美しさを保ちつつ、悪天候からもアンテナを守りたい方は、ぜひ屋根裏設置を検討してみてください。
・同軸ケーブルについて詳しくはこちら
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➃鳥が原因の『鳥害』の被害を防げる!
屋根裏設置なら、鳥害によるアンテナトラブルが無くなり、さらに、お住まいの被害も軽減されます。
八木式アンテナの棒の部分は、カラスなどの鳥にとってひと休みする場所となります。
鳥がアンテナに止まると、アンテナの方向が微妙にずれて映像が乱れたり、フン害によって屋根が汚れるといった被害が出てしまいます。
しかし、アンテナを屋根裏に設置することで、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。
・鳥害について詳しくはこちら
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屋根裏設置の主なデメリット
アンテナの屋根裏設置の主なメリットを幾つか紹介してきましたが、やはりデメリットも存在します。
こちらでは主なデメリットをご紹介いたします。
①屋外設置よりも受信電波が弱くなる
屋根裏にアンテナを設置する場合、受信できる電波が屋根に遮られて弱くなってしまうことがあります。
そのため、ブースターの取り付けが必要な場合があるため、事前に十分な受信状況を確認することが重要です。
また、豪雪地帯などでは屋根裏設置が向いていないことがあります。
積雪によって屋根が雪に覆われ、電波が届きにくくなるためです。
注意して設置場所を選びましょう。
②屋根裏には『BS/CSアンテナ』を設置することができない
屋根裏にはBS/CSアンテナが設置できません。
BS/CSの電波は地上波とは異なり、建物や樹木などの障害物を通過できず、直接的な視界が必要です。
BS/CSの衛星放送の視聴を希望する方は、地デジアンテナとは別に屋外・屋根上などにアンテナを設置する必要があります。
・BS/CSについて詳しくはこちら
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屋根裏設置が可能な条件
メリットが多い屋根裏設置ですが、施工をするためには幾つかの必須条件を満たしている必要があります。
①人が通れる点検口が必要
屋根裏にアンテナを設置するためには、点検口が必要不可欠です。
点検口がない場合、屋根裏に入ることができないため、アンテナの設置ができません。
アンテナを設置する前に、点検口の有無を確認し、人や物が通れる十分な大きさがあるかどうかを確認してください。
②施工作業が可能な広さが確保されている
屋根裏があっても、作業員が作業ができるスペースがなかったり、アンテナを設置できる場所が確保できなかったりすると施工はできません。
その為、必ず設置業者に現場調査を行ってもらいましょう。
③太陽光発電パネル(ソーラーパネル)の影響に注意
ソーラーパネルがすでに屋根に設置されている場合、屋根裏にテレビアンテナを設置することは難しい場合があります。
ソーラーパネルは電波を通しにくく、アンテナの受信環境に影響を与えるためです。
ただし、ソーラーパネルの影響を受けないスペースがある場合は、アンテナを設置することができます。
そのため、確認にはアンテナ工事専門業者に相談することをお勧めします。
プロの工事技術者が電波測定器を用いて適切に調査を行い、最適なアンテナ設置場所を見つけてくれます。
まとめ
今回は、テレビアンテナの屋根裏設置に関するメリット・デメリットについて解説させていただきました。
屋根裏設置はとてもメリットの多い魅力的なものですが、やはり幾つかのデメリットや、設置に必要な条件などもあります。
今回の記事の内容を参考にしていただき、アンテナの屋根裏設置を成功させましょう!
さくらアンテナでは【無料お見積り・現場調査】を行い、お客様のご要望に適したアンテナ設置をご提案させていただきます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください!
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