アンテナレベルの目安とは?テレビが映らないときの原因とその解決法を紹介!
2022.10.21
アンテナ工事
「アンテナレベルの目安が知りたい」「テレビの映りが悪くて困っている」とお悩みではありませんか?
テレビの映りが悪い原因の1つは、アンテナレベルの低下です。基準値よりも低い場合は、映像が乱れたりノイズが発生したりすることがあります。
そしてアンテナレベルが低い原因はいくつか考えられるため、自分の状況に応じて適切な対処が必要でしょう。
この記事ではアンテナレベルの目安とともに、アンテナレベルが低い原因やその解決法について説明します。
自分で解決できる場合もあるため、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも「アンテナレベル」とは
そもそもアンテナレベルとは、地上デジタル放送やBS・CS放送の受信電波の強さを示すものです。
「受信強度」「受信レベル」ともいわれます。
テレビの映像をきれいに映すには、アンテナレベルを基準値に保つのが重要です。
低いとノイズが発生したり映像がまったく映らなくなったりします。
反対にアンテナレベルが高すぎて映りが悪くなる場合もあります。
【メーカー別】アンテナレベルの目安
地上デジタル放送、BS・CS放送それぞれにアンテナレベルの目安があり、メーカーによってその数値は異なります。
メーカー名 | アンテナレベルの目安 |
SHARP(AQUOS) | 60以上 |
SONY(BRAVIA) | 緑色 |
東芝(REGZA) | 地上デジタル放送の場合:44以上 BS・CS放送の場合:50以上 |
Panasonic(REAL) | 地上デジタル放送の場合:44以上 BS・CS放送の場合:50以上 |
三菱電機(VIERA) | 22以上 |
日立(Wooo) | 45以上 ※Wooo 5000シリーズ/7000シリーズの場合は60以上 |
アンテナレベルの確認方法も各メーカーで異なるため、詳しくは取扱説明書もしくはホームページをご覧ください。
テレビの映りが悪い!アンテナレベルが下がる原因とその解決法
アンテナレベルが下がる原因は主に5つあります。自分がどの状況に当てはまるかを確認し、適切に対処しましょう。
さくらアンテナは関西2府4県でアンテナ工事を行っております。
お見積もり・現地調査は無料ですので、お気軽にご相談ください。詳しい料金設定はこちらから確認できます。
ケーブルが接続不良を起こしている
以下のようにケーブルの接続不良を起こしていると、アンテナレベルが下がって映像がきれいに映らない場合があります。
- ケーブルが緩んでいる
- ケーブルが断線している、亀裂が入っている
- 地デジ用のケーブルをBS・CS放送の端子につないでいる
状況によってはアンテナレベルが0になり、テレビがまったく映らないこともあります。
【解決法】
ケーブルが正しく接続されているか確認しましょう。
対応していないケーブルを使っている場合は交換が必要です。
アンテナの向きがずれている
アンテナは特定の方向から電波を受信しているため、たった数ミリでも位置がずれると映りが悪くなる場合があります。
通常、アンテナはしっかりと固定されていますが、強い雨風などの影響を受けると向きや角度が変わってしまうことがあるのです。
【解決法】
正しい向きへとアンテナを調整する必要があります。
地デジ用のアンテナは1番近い電波塔の方向へ、BS・CSアンテナは人工衛星の方向へ角度を合わせましょう。
ただしアンテナの角度調整は非常に繊細な作業です。
角度を1~2度調整するだけでもテレビの映り具合は変わってくるため、業者へ依頼することをおすすめします。
外部からの影響を受けている
外部からの影響を受けてアンテナレベルが下がっている可能性もあります。
例えば大雨や台風があったときは、一時的に電波状況が悪くなる場合があります。
とくにBS・CSのような衛星放送は雨や雪の影響を受けやすいため注意が必要です。
そのほか近くに高い木や建築物がある場合も、アンテナレベルが下がる可能性があります。
障害物が電波を遮ってしまい十分に受信できなくなっている状態です。
【解決法】
雨風の影響で一時的にアンテナレベルが低くなっているときは、天気が回復するのを待ちます。
木や建築物など電波を遮っているものがあるときは、まず近隣の方の状況を聞きましょう。
同じくテレビの映りが悪いのであれば大家や管理会社、自治体へ相談します。
自宅のテレビだけに異常が発生している場合は受信感度の高いアンテナへ交換するか、ブースターの設置を検討してください。
受信する電波が弱い
各地域によって受信できる電波の強さは変わります。電波塔までの距離が遠い、または山間地域にお住まいの場合は、受信する電波が弱くてテレビの映りが悪くなっている可能性があります。
受信する電波が弱いときは、アンテナの向きや高い建築物などの問題を解決してもテレビの映り具合は改善されません。
【解決法】
受信感度の高いアンテナ、もしくはブースターの設置が必要です。
ブースターとは、テレビの受信電波を増幅させる機器を指します。
室内用と室外用とで特徴が異なるため、状況に合わせて選びましょう。
アンテナやケーブルなどが故障している
これまで紹介したどの項目にも当てはまらないときは、アンテナやケーブルなどが劣化・故障している可能性があります。雨風の影響を受けやすい地域であれば、より劣化が進みやすくなります。
【解決法】
アンテナや周辺機器が故障しているときは修理・交換が必要です。
「故障しているか分からない」「どのようなものを新しく買うべきか分からない」などの場合は、業者へ依頼すると適切に対処してくれます。
自力でアンテナレベルを改善できる場合もある
軽度なトラブルであれば自力でアンテナレベルを改善できる場合もあります。
どれも簡単な作業なので、一度試してみると良いでしょう。
テレビを再起動する
テレビの不具合の場合は、再起動するとアンテナレベルが改善する可能性があります。手順はとても簡単です。
- テレビの電源をオフにして、コンセントから電源プラグを抜く
- 1~2分ほど放置する
- コンセントに電源プラグを差し込み、再び電源をオンにする
ケーブルを再接続する
ケーブルを再接続するとアンテナレベルが回復する可能性もあります。ケーブルを抜いたあと「端子は合っているか」「先端が折れていないか」などを確認しつつ、奥まで差し込みましょう。
ケーブルがつながっているかを見るのではなく、1回抜いて再接続するのが大切です。パッと見たときに問題がなくても、実際にケーブルを抜いてみると意外に緩んでいる場合があります。
チャンネルを再設定する
チャンネルの再設定で状態が改善する場合があります。
地域に合ったチャンネルへ設定しないとテレビ映像は映らないからです。
とくに引っ越し後やテレビを買い替えたときは、設定を忘れないよう注意しましょう。
チャンネルの設定方法はメーカーによって異なるため、詳しくは取扱説明書をご確認ください。
B-CASカードを挿入し直す
テレビの側面や背面には「B-CASカード」と呼ばれるICカードが挿入されており、このカードがないとテレビ放送を受信できません。
テレビの映りが悪いときはB-CASカードを挿入し直すと改善する場合があります。
以下のような手順で作業しましょう。
- テレビの電源を切り、コンセントから電源プラグを抜く
- B-CASカードを抜き、やわらかい布で裏面のICチップを拭く
- B-CASという文字がテレビの背面側を向くように挿入し直す
- 電源プラグをコンセントに挿してテレビの電源を入れる
ただし、B-CASカードを挿入し直すとチャンネル設定が初期の状態へと戻る場合があります。
作業後はチャンネル設定の確認が必須です。
まとめ
アンテナレベルが下がっている原因はさまざまです。自分で対処できる場合もありますが、アンテナの向きの調整やブースターの設置などはプロへお願いしたほうが確実です。
無理に行うとけがしたり状態が悪化したりする可能性があります。
さくらアンテナは年中無休のため、急なトラブルにも対応可能です。
熟練のスタッフがクリアな電波を受信できるようサポートするため、お気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームはこちらです(LINEでのお見積もり依頼も受け付けております)。
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