【うちは大丈夫かな?】地上デジタル放送用アンテナの交換時期
2023.05.05
アンテナのトラブル
『うちのアンテナ結構前に設置したけど、まだ大丈夫かな?』
地上デジタル放送を受信するためには、UHFアンテナが必要ですが、設置場所が一般的に屋根の上にあるため、気にする人は少ないかもしれません。
しかし、アンテナにも寿命があり、交換の時期が来ることがあります。
今回の記事では、地上デジタル放送用のテレビアンテナの交換時期について説明します。
地デジを受信するために必要なアンテナは、「八木式アンテナ」、「ボックスアンテナ」、「室内アンテナ」の3種類が一般的です。
それぞれで交換時期の目安が異なるため、次の項目で解説していきます。
・UHFアンテナについて詳しくはこちら
UHFアンテナとVHFアンテナの違いを解説
地上デジタル放送用アンテナ(タイプ別)の交換時期
①八木式アンテナの交換時期
まず、八木式アンテナは、屋根上や屋外に設置されるタイプの金属製アンテナであり、気象条件の影響を受けやすく、メンテナンスも難しいため、一般的に10年から20年で交換が必要です。
ただし、周囲の環境によって異なります。例えば、雨の多い地域はサビが発生して劣化を早めることがあり、交通量の多い場所に設置されたアンテナは排気ガスによって劣化が早くなる傾向があります。
定期的に点検を行い、状態を確認することが重要です。
・八木式アンテナについて詳しくはこちら
魚の骨にそっくり!八木式アンテナはこんなお家にお勧め
②ボックスアンテナ(平面アンテナ)の交換時期
デザインアンテナ(平面アンテナ)の寿命は10〜15年程度ですが、製品の耐久性や設置場所によっては5年程度で故障することもあれば、逆に20年以上も使用できる場合もあります。
デザインアンテナの寿命を確認する方法は、周辺機器のさびやベース部分のぐらつきなどをチェックすることが重要です。
デザインアンテナの本体はプラスチックのカバーで覆われているため、外見だけでは劣化の度合いを判断することはできません。
周辺機器にさびがある場合は、アンテナの寿命が近づいている可能性があります。そのため、周辺機器の状態を確認することが大切です。
また、デザインアンテナは本体よりも壁に取り付けられているベース部分の方が重力による劣化が起こりやすい傾向があります。
そのため、ベース部分の状態を定期的に確認し、ぐらつきや錆びがある場合はアンテナの寿命が近づいている可能性が高いことを認識するようにしましょう。
・デザインアンテナについて詳しくはこちら
デザインアンテナとは?事前に知っておきたいメリット・デメリットをご紹介
③室内アンテナの交換時期
室内用テレビアンテナの基本的な寿命は5年程度と言われています。しかし、使用頻度や設置場所などによって寿命は大きく異なります。
室内用テレビアンテナは、屋外用アンテナと比べると耐久性が低いといわれますが、屋外用のように天候などの影響を受けることはありません。
その為、定期的にアンテナの状態を確認し、受信状況などが不安定になった場合には交換を検討するようにしましょう。
室内用テレビアンテナの交換時期を見極める方法としては、以下の点を確認することが重要です。
- 受信状況が不安定になった場合
- アンテナの接続部分に錆や汚れがある場合
- ケーブルに断線やキズがある場合
- アンテナが壊れている場
他のアンテナタイプとも共通しますが、上記のいずれかが該当する場合は、交換時期が近づいている可能性が高いです。
また、アンテナの種類やメーカーによっても寿命や交換時期が異なるので、購入時には取扱説明書をよく読み、注意点を確認するようにしましょう。
交換時期が過ぎた場合、受信状況が不安定になりノイズが発生したり、映像や音声が乱れてしまうトラブルが発生する場合があります。
・室内アンテナについて詳しくはこちら
室内アンテナを設置できる条件と気をつけたいポイント
まとめ
今回は地デジ用アンテナの交換時期などについて解説させていただきました。
種類やメーカー、使用状況によって交換時期は異なりますが、やはり大事なのは定期的なメンテナンスや状態のチェックです。
また、受信状況などに不安定さなどを感じたら、早めにアンテナ工事専門業者への調査依頼などをお勧めいたします。
さくらアンテナでは【無料お見積り・現場調査(電波測定)】を行い、アンテナのトラブルなどに最短即日対応させていただきます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください!
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