【分配器?分波器?】テレビの視聴環境を改善できる周辺機器
2023.04.20
テレビの知識
テレビで地上波を見るだけなら、壁のアンテナ端子とテレビをつなぐだけで視聴可能です。
また、BSを見る場合でも、BS用のアンテナ端子がありますので、それをテレビに接続するだけで大丈夫です。
しかし、HDDレコーダーなどの録画機材を使う場合には、テレビだけでなく、録画機材にもアンテナ端子をつなげる必要があります。
そこで、分配器を使えば、DVDレコーダーやHDDレコーダーなどにアンテナ端子をつないだままで、テレビ番組を見ることができます。
このように、分配器はテレビの使用環境を改善するために役立つアイテムです。
今回は、分配器のようなテレビ視聴に便利な周辺機器をご紹介いたします。
・アンテナ端子について詳しくはこちら
アンテナ端子の種類とは?それぞれの特徴を解説
「分配器」とは何を分配する機器なのか?
AV機器などに詳しくない方にとっては、分配器という言葉があまりピンとこないかもしれません。そこで、まずは分配器についてご紹介します。
分配器は、1つのアンテナから複数のテレビに電波を分配するために使用される機器です。
ただ、分配する本数が多くなるとアンテナからの信号が劣化し、映像が乱れたり、最悪の場合は映らなくなることもあります。
そこで、ブースターと呼ばれる電波増幅器を使って、電波信号を増幅することが必要になります。
分配器は、AV機器を利用する際に便利なユニットの1つであり、正しい使用方法によってテレビ視聴をより快適なものにすることができます。
・ブースター(電波増幅器)について詳しくはこちら
アンテナ工事に必要になるブースターって何のこと?絶対つけないといけないの?
実は全然違う「分波器」
「分配器」と「分波器」という2つのアイテムがありますが、名称が似ているだけで、異なる機能を持っています。
通常、地上波のアンテナと衛星放送のアンテナは異なるものを使用するため、それぞれ別のアンテナ端子が必要です。
しかし、最近では1つのアンテナ端子に両方の信号をまとめる配線を行うこともあります。
このような場合には、「分波器」を使用して、地上波と衛星放送の信号を分けることができます。
分波器は、2つの信号を1つのアンテナ端子で分波することができる便利なアイテムです。
・地上波放送について詳しくはこちら
地上波放送とテレビアンテナの歴史について解説します。
・衛星放送について詳しくはこちら
地上波放送とテレビアンテナの歴史について解説します。
その他の周辺機器など「切替器」
現代において、テレビを使うということは、単にアンテナを接続するだけではありません。
ブルーレイプレーヤーやゲーム機、衛星放送などの機器が増え、テレビ1台で必要な入力端子をすべてまかなうことが難しい時も出てきました。
特にHDMI端子を使用する機器では、HDMI端子の数に限りがあるため、すぐに問題になってしまいます。
HDMIケーブルを常に抜き差しするのは面倒なもので、そこで便利なのが「切替器」です。
切替器には、HDMIを含むさまざまなタイプの入力ポートがあります。HDMIディスプレイスイッチャーは、1つのHDMIポートに複数のデバイスを接続することができ、ポートが限られているという問題を解決できます。
まとめ
テレビを複数台視聴するために必要な分配器には、細かく異なる種類があるため、正しいものを選択するためには注意が必要です。
ケーブルの接続に慣れている場合は、テレビの配線に簡単につなげることができますが、初めて接続する場合は理解が難しいかもしれません。
接続に適した周辺機器がわからない場合は、アンテナ工事専門業者などに質問するのおすすめです。
さくらアンテナでは【無料お見積り・現場調査(電波測定)】を行い、お客様のお住まいに適した設置作業をご提案させていただきます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください!
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