【突然発生!?】ブロックノイズの基本的な対処法を解説
2023.04.06
テレビの知識
『新居に引っ越してきたら、地デジの視聴中に1チャンネルだけ画面が四角く乱れてしまいます。
また、BS放送をリアルタイムで視聴する分には問題ないのですが、録画映像を再生するとノイズがひどく入ってしまいます。
このノイズを解決する方法はありますか?』
お客様からこのようなご相談を頂きましたので、
今回はお困りの方も多い、『ブロックノイズ』の解説をさせていただきます。
ブロックノイズとは?
「ノイズ」とは、映像や音声の電気信号が乱れたり、電波障害によって画面や音声が乱れる現象のことです。
地上デジタル放送において発生するノイズは、映像の一部がモザイク状に四角いブロックに変換される「ブロックノイズ」と呼ばれます。
このようなノイズは、映像を見る上で非常に不快なものとなります。
ノイズの原因を解決することで、より快適な映像鑑賞ができるようになります。
ノイズの原因とは?
ブロックノイズが発生する幾つかの原因を紹介します。
①電波が不足している
テレビの映像にノイズが出る原因は、テレビに届く電波が不足することがあります。
悪天候や同軸ケーブルの延長、電波の分配などが原因となることがあります。
ノイズを判別する方法としては、画面全体にブロックノイズが現れるかどうかがあります。
画面全体にブロックノイズが現れていた場合は、電波不足が原因である可能性が高いです。
・同軸ケーブルについて詳しくはこちら
テレビの同軸ケーブルはプラグの形と太さで選びましょう
②接続部分の緩みなど
ブロックノイズが出る原因として、同軸ケーブルの接触不良が考えられます。
接触不良が生じると、画面の一部または特定のチャンネルだけブロックノイズが出ることがあります。
接触不良の可能性があるときは、ケーブルをつなぎ直し、ゆるみや抜けがないか確認してみましょう。
③周辺機器などの故障
テレビ画面にブロックノイズが現れる原因は、様々なものが考えられます。
液晶パネルの傷や割れ、アンテナの経年劣化や受信感度不足、そして同軸ケーブルの接触不良などがその例です。
ブロックノイズが発生している場合、ほかの部屋のテレビでは問題がないのに、1台だけノイズが出る場合は、テレビの故障が考えられます。
ブロックノイズを確認した場合、同軸ケーブルの接触不良を疑い、ケーブルのつなぎ直しをしてゆるみや抜けがないか確認してみましょう。
アンテナの経年劣化や電波の受信感度不足が原因の場合は、アンテナの交換を検討することも必要です。
ノイズが発生したときの対処法
ブロックノイズが発生したときに、一般の方でもできる幾つかの改善法を紹介いたします。
- 同軸ケーブル・接続部分のつなぎ直し
- チャンネル設定をやり直す
- B-CASカードが正しく挿入できているか確認する
- テレビアンテナの設置がずれていないか確認する
アンテナのずれの確認は、屋根上などの場合は危険な場合もありますので、専門業者への依頼をお勧めします。
・B-CASカードについて詳しくはこちら
【エラーの原因になる?】B-CASカードが原因で視聴不良!
まとめ
テレビを観ていて、急に画面にブロックノイズなどが入ると驚かれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、原因が分かっていると、冷静に対処することができます。
まず、ブロックノイズが画面全体に出ているのか、ある特定の部分に出ているのか確認し、その原因を推測しましょう。
この記事では、アンテナケーブルやB-CASカードなど、自分で確認できる項目について紹介しました。
ただし、プロでないと判断できない場合もあるため、必要に応じてアンテナ工事専門業者に相談することをおすすめします。
さくらアンテナでは【無料お見積り・現場調査】を行い、アンテナトラブルにも迅速に対応させていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください!
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