【注意すべきポイント】アンテナの設置場所選びで失敗しないコツ
2023.04.04
アンテナ工事
『テレビアンテナはどこに設置するのが一番なんだろう?』
テレビアンテナの設置場所を選ぶとき、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
適切な設置場所を選ばないと、電波が悪くなって映りが悪くなったり、受信できなくなってしまうこともあります。
そこで、今回はテレビアンテナの設置場所選びで失敗しないために、注意すべきポイントとコツを紹介いたします。
設置場所選びのポイント
こちらでは、設置場所選びで重要な幾つかのポイントをご紹介させていただきます。
①設置場所を高い場所に
アンテナの設置場所を選ぶとき、設置場所の高さは非常に重要なポイントです。
アンテナを高い場所に設置することで、周囲の建物や木々などの障害物を避けることができます。これによって、電波の受信が良くなり、映像の品質が向上します。
具体的には、屋根の上やベランダの上など、建物の高い場所にアンテナを設置のが一般的です。
しかし、アンテナを設置する場所が高すぎると、強風や地震などの自然災害の影響を受けやすくなる場合もありますので注意が必要です。
②障害物のない場所を選ぶ
設置場所の周囲に障害物がない場所を選ぶことも重要です。
障害物となるものとしては、建物、木々、山や丘などが挙げられますが、これらの障害物がアンテナと電波の間に入ると、電波が遮られたり反射したりすることによって受信環境が悪くなってしまいます。
特に、高層マンションなどの場合は、周囲に多くの建物があることが多いため、設置場所を選ぶ際には周囲の状況をよく確認する必要があります。
また、設置場所を高い場所に選んだ場合でも、周囲の障害物がアンテナと電波の間に立ちはだかってしまうと、電波の受信が悪くなってしまうことがあります。
障害物のない場所を選ぶためには、周囲の環境をよく調べ、周囲に何があるか、どの方向から電波が来るかなどを確認する必要があります。
③磁気的な干渉を避ける
磁気的な干渉を受けることで受信環境が悪くなる場合があります。。
磁気的な干渉とは、アンテナと近くにある磁気的な物体(例えば電線、電車など)によって発生する電波の乱れのことです。このような干渉によって、受信環境が悪化することがあります。
磁気的な干渉を避けるためには、アンテナを設置する場所を選ぶ際に、磁気的な物体から十分に距離をとることが重要です。
一般的に、アンテナと磁気的な物体との距離が1メートル以上ある場合には、磁気的な干渉をあまり受けないとされています。
その為、アンテナの設置場所を選ぶ際には、周囲の環境をよく調べ、磁気的な物体が近くにあるかどうかを確認することが重要です。
④方角に注意する
アンテナの方角に注意することも重要になります。
地デジテレビは、地上波の電波を利用して放送されており、アンテナが受信する電波の方向によって受信状況が変わってきます。そのため、アンテナの設置場所によって、受信状況が大きく変わることがあります。
一般的に、地デジテレビの電波の伝搬は、直進性が強く、直線的に伝わるとされています。
そのため、アンテナを設置する際には、地デジテレビの送信塔の方向を正確に把握し、その方向を向けるように設置することが重要です。また、地形や建物などの障害物がある場合には、その影響も考慮する必要があります。
さらに、地デジテレビは、送信塔の方向以外にも、周辺からの反射波を受信することがあります。そのため、アンテナの設置場所を選ぶ際には、周辺の環境をよく調べ、反射波が受信できる場所に設置することも考慮する必要があります。
方角に注意することで、テレビの受信状況を改善することができるので、アンテナを設置する際には、地デジの送信塔の方向や周辺の環境をよく調べ、方角を正確に把握するようにしましょう。
⑤地形を考慮する
周辺の地形によって、受信環境が異なる場合があります。
例えば、山や高台にアンテナを設置すると、周囲に高い障害物がないため、受信状況が良くなる傾向があり、逆に、低地や谷間にアンテナを設置すると、周囲に高い障害物があるため、受信状況が悪くなる傾向があります。
また、風向きや風速も地形によって変わるため、アンテナを設置する場所を決める際には、風の影響も考慮する必要があります。
風が強い場所にアンテナを設置すると、アンテナ自体が風で揺れ動いてずれたり、倒れてしまうこともあり、受信状況が悪化することがあります。そのため、なるべく風や天候の影響が少ない場所にアンテナを設置するように心掛けましょう。
さらに、地形によっては、アンテナを設置する場所が制限される場合もあります。
例えば、建物が密集している都市部では、高い建物や電線にアンテナをぶつけないように設置する必要があります。また、屋外にアンテナを設置する場合には、周囲に迷惑がかからないように注意することも大切です。
地形を考慮することで、テレビの受信状況を改善することができます。アンテナを設置する際には、周囲の地形や風の影響をよく調べ、最適な設置場所を選ぶようにしましょう。
アンテナ設置後の設定も重要
アンテナを設置した後は、実際に受信できる状況を確認することが大切です。
テレビ画面に映るチャンネルの数や、画質の状態をチェックすることで、アンテナの設置が適切に行われているかを確認することができます。
まず、テレビの設定画面で「チャンネル設定」を開き、受信できるチャンネルの数や、チャンネル名が正しく表示されているかを確認します。
また、「アンテナレベル」などを確認して、チャンネルを切り替えながら、受信状況が安定しているかどうかも確認してください。
さらに、画質が乱れていたり、映像にノイズが乗っている場合は、アンテナの位置や向きを微調整することで改善されることがあります。この場合は、テレビ画面を見ながらアンテナの位置や向きを変えて、受信状況を確認していくことが必要です。
もし、受信状況が改善されない場合は、アンテナ自体の故障や、配線の問題が考えられますので、専門業者に相談することが必要になる場合もあります。
・アンテナレベルについて詳しくはこちら
アンテナレベルとは?テレビの映りが悪いときの対処法
まとめ
今回は、アンテナ設置の際に失敗しないためのポイントや注意点などを解説いたしました。
テレビアンテナの設置場所選びには、高い場所、障害物のない場所、磁気的な干渉を避け、方角や地形、距離、周囲の環境などを考慮することが重要になります。
ただ、一般の方には設置場所選びは難しく、作業によっては危険な場合もありますので、なるべくアンテナ工事専門業者に依頼されることをお勧めいたします。
さくらアンテナでは【無料お見積り・現場調査】を行い、お住まいに最適なアンテナ設置のご提案をさせていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください!
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