【BS?CS?】基本的な違いを解説します!
2023.03.07
テレビの知識
日本では、衛星放送は大きく分けて2種類あります。
それが、BS(放送衛星)とCS(通信衛星)の2つになります。
それぞれの放送には、やはりメリット・デメリットや内容などの違いがあります。
今回は、基本的なBS放送とCS放送の違いを探り解説をしていきます。
BS放送とは?
BS【Broadcast Satellite】放送は、放送衛星を利用してテレビ番組を送信することを指します。
地上局から衛星に番組を送信し、衛星から視聴者の住宅に設置されたパラボラアンテナに電波を送ります。
BS放送では、ハイビジョン(HD)チャンネルを含む高品質のデジタル番組が提供され、チャンネル数や番組の選択肢も豊富です。
・パラボラアンテナについて詳しくはこちら
パラボラアンテナとは?その特徴や設置の注意点を解説!
BS放送のメリット
BS放送の大きなメリットのひとつは、番組の質の高さです。
BS放送は、HDチャンネルを含む高品質なデジタル番組を提供し、チャンネル数や番組の選択肢も豊富です。また、地上波放送が視聴できない地方でも、日本全国で広く視聴することができます。
さらに、BS放送は、双方向サービスなどの機能に対応することで、より高度なエンターテインメントを実現することが可能です。そのため、視聴者が視聴をより自由にコントロールすることができます。
BS放送のデメリット
BS放送の主なデメリットのひとつは、コストです。視聴者はアンテナなどの専用機器を購入する必要があり、高額になることがあります。
また、悪天候時や木や建物などの障害物によって電波が遮られるなど、視聴者によっては受信に支障をきたす場合があります。
放送衛星までの見通しが良くない場所、高いビルが立ち並ぶ都市部などでは受信が困難な場合があります。
CS放送とは?
CS【Communication Satellite】放送は、通信衛星を利用してテレビ番組を送信するサービスのことです。
専用の放送衛星を使用するBS放送とは異なり、他の通信サービスと衛星容量を共有するのがCS放送の特徴です。
CS放送は、スポーツや映画・アニメ・外国語チャンネルなど、専門性の高い番組で利用されるのが一般的です。
CS放送のメリット
CS放送はBS放送に比べて自由度が高いというメリットもあります。
CS放送は、コンテンツの需要に応じて、衛星放送の容量を調整することができます。
そのため、特定の視聴者に合わせたサービスを提供することができ、視聴者のニーズに確実に応えることができるのです。
CS放送のデメリット
CS放送は基本的に、【スカパー】や【スカパー!プレミアムサービス】との契約が必要で、こちらを視聴するには料金が必要です。プランは視聴するチャンネルによって違います。
また、CS放送はBS放送に比べて信頼性が低いという欠点があります。CS放送は他の通信サービスと衛星容量を共有するため、干渉や 混信の影響を受ける可能性があるのです。
まとめ
今回は、BSとCSの基本的な違いを解説させていただきました。
結論から言うと、BS放送にもCS放送にもそれぞれメリットとデメリットがあります。
BS放送は、チャンネル数や番組の選択肢が豊富で高品質な番組が楽しめるが、専用の機器が必要な場合もあります。
CS放送は、費用対効果が高く柔軟性があるが、視聴の為に契約料や月額料などが必要な場合もありますが、チャンネル数が限られ、BSよりも電波状況の信頼性が低い場合があります。
BS放送とCS放送のどちらを選択するかは、個人の好みやニーズによって異なります。
幅広い番組が見たい人はBS放送を、専門性が高い番組が見たい人はCS放送を、というように選択ができます。
いずれにせよ、BS放送とCS放送は日本のメディアにおいて重要な役割を果たし、視聴者に多様な番組へのアクセスを提供しています。
さくらアンテナでは【無料お見積り・現場調査】を行い、お客様のニーズに合ったアンテナ設置のご提案をさせていただきます。
BS/CS放送の視聴をご希望の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
関連記事:
4K放送を見るにはどんなアンテナが必要?準備や設置費用の目安も紹介
4K8K対応アンテナ設置の際に気を付けたいポイントと、対応アンテナを紹介
アンテナ設置工事対応エリア
- 東京都
- 千葉県
- 神奈川県
- 埼玉県
- 大阪府
- 京都府
- 兵庫県
- 奈良県
- 滋賀県
- 和歌山県
- 三重県
- 愛知県
- 徳島県
- 香川県
- 愛媛県
- 高知県