テレビのアンテナケーブルを延長するやり方!画質への影響は?
2022.11.03
アンテナ工事
ここにテレビを置きたいけど「テレビ端子がないから無理」と諦めていませんか?
テレビ端子がなくてもケーブルを延長すれば、どこでもテレビを楽しめます。
この記事では、テレビのアンテナケーブルを延長するやり方をわかりやすく解説しています。
必要なものは全て自分で簡単に用意できるので、最後まで読んでぜひ試してみてくださいね。
テレビのアンテナケーブルを延長するやり方
ケーブルを延長するには3つの方法があります。
それぞれの手順を解説していきます。
1: ケーブルを長いものに交換する
ケーブルを延長するのに一番簡単なのは、必要な長さのケーブルを用意する方法です。
ケーブルを選ぶ基準は、プラグの形、長さ、太さです。
さまざまなケーブルがあるので、必要なものを見極めて購入しましょう。5mで1,000〜2,000円ほどで購入できます。
ケーブルを長いものに変更するだけなので、部屋内の配線がシンプルで見た目もすっきりします。
2: 複数のケーブルを中継接栓(延長コネクタ)でつなぐ
購入したテレビに入っていたアンテナケーブルが、必要な長さに足りないことがありませんか?
家に使っていないケーブルがあれば、わざわざ長いケーブルを購入しなくても、中継接栓(延長コネクタ)という部品でつなぐ方法があります。
すでにケーブルを持っている場合は、足りない分だけ購入すれば安くすみます。
中継接栓は、ダイソーなどの100均でも売っています。ケーブルの型を確認して、対応した中継接栓を選びましょう。
【用意するもの】
- アンテナケーブル2本
- 中継接栓 ※同軸ケーブルの太さ(3C、4C、5C)に合わせる
- ペンチ
【手順】
- テレビの電源を切る
- 中継接栓のプラグとケーブルのプラグをつなぐ
- 接続がゆるければペンチで挟んで固定する
- 接続したケーブルの両端をそれぞれの端子につなぐ
- 受信状況をチェックする
ケーブルを延長するときには、電波の受信レベルが下がらないように調整する必要があります。
作業自体は簡単ですが、お困りの際にはさくらアンテナにご相談ください。
さくらアンテナ
フリーダイヤル 0120ー09−2424
年中無休 受付時間9〜19時
3: ケーブルを自作する
テレビのアンテナケーブルは自作できます。
作業自体は難しくありませんが、配線加工の知識がない人には難易度が高いかもしれません。
ケーブルは30mで約2,000円、アンテナ接栓(コネクタ)とかしめリングは数百円で購入できます。
【必要なもの】
- 両端が未加工のケーブル
- アンテナ接栓(コネクタ) ※同軸ケーブルの太さ(3C、4C、5C)に合わせる
- かしめリング
- ペンチ
- ニッパー
- カッター
【手順】
- テレビの電源を落とす
- ケーブルをニッパーで適当な長さに切る
- カッターでケーブルの両端部分のゴムを1〜2cmはがす
- カッターでアルミ箔と絶縁体を1cm程度はがす
- かしめリングをケーブルに通す
- アンテナ接栓(コネクタ)をケーブルに通す
- かしめリングをペンチで締める
- 受信状況をチェックする
ケーブルを自作して延長すると、必要な長さに合わせることができるので、無駄なたるみがなく部屋の壁際にぴったりはまります。
コネクタのついたケーブルより安価で揃うので、配線加工が初めての人も挑戦してみるのもよいでしょう。
テレビのアンテナケーブルを延長した場合のトラブル
ケーブルを延長した場合に、起こる可能性のあるトラブルを3つ紹介します。
1: ケガの要因
普段歩く範囲にケーブルが見えていると、足を引っ掛けてケガにつながる可能性があります。
ケーブルは、生活の邪魔にならないように壁に沿って配置しましょう。
2: ケーブルの断線
別の部屋のテレビまでケーブルを延長すると、ドアの開け閉めで断線してしまう恐れがあります。
ケーブルを断線させないためには、部屋の扉を開けっぱなしにする必要があるので、気になる人は入り口にカーテンをつけておくと良いでしょう。
また、家具の下敷きになり断線する可能性もあるので、注意して配線しましょう。
ケーブルモールを設置すると、コードを保護できます。
3: 画質が悪くなる
ケーブルを延長したことで、テレビの画質は悪くなるのでしょうか?
実は、安易にケーブルを延長すると画質が悪くなることがあります。
これはケーブルのタイプが延長する距離に合っていない場合に、電波がアンテナケーブルを通ってテレビに届く前に、途中でもれてしまうことが原因です。
「減衰現象」と呼ばれるこの現象を抑えるためには、適切な長さと太さのケーブルを選ぶ必要があります。
また、ケーブルを延長したことで、画質が悪くなる原因は他にもあります。
- 接続端子がきちんとつながっていない
- ケーブルに損傷がある
- 1つの分配器で複数のテレビをつなげている
ケーブルを延長した後に画質が悪くなった場合は、これらを確認してみましょう。
そもそもの受信レベルが弱い場合は、電波を強くするブースターを取り付けたり、壁にテレビ端子を取り付けたりする方法で改善できます。
さくらアンテナでも、現地見積もりを無料で行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
工事内容 | 工事料金(税込) |
ブースター取り付け | 16,500円〜 |
テレビ端子増設 | 現地見積もり |
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まとめ
今回は、テレビのアンテナケーブルを延長するやり方について解説しました。
ケーブルを延長する方法は次の3つです。
- ケーブルを長いものにする
- 複数のケーブルを中継接栓でつなぐ
- ケーブルを自作する
また安易なケーブル延長は、トラブルになる可能性もあります。
適切な規格のケーブルや中継接栓を選び、断線しないよう気をつけて作業しましょう。
アンテナケーブルを適切に延長すると、どの場所でも快適にテレビを観られるようになりますよ。
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