【フルHDと4Kの違い】圧倒的な解像度の高さ・鮮明な映像です!
2022.10.27
テレビの知識
映像が圧倒的に美しい!と評判の4K放送ですが、何がどれほど違うのか気になりますよね?
4K放送に対応した大画面のテレビを購入したら迫力が全然違う!などと聞くことも増え、興味津々の方も多いでしょう。
この記事では、従来放送のフルHDと4Kの違いをわかりやすく解説しています。
4K放送の受信に必要な機器なども、放送チャンネルごとに詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
4KとフルHDの違いを解説
4KとフルHD の一番の違いはディスプレイの解像度です。
以下のとおり、4KはフルHDの4倍の解像度を誇っています
規格 | 解像度 |
フルHD(フルハイビジョン/2K) | 約200万画素(水平方向1920×1080) |
4K | 約800万画素(水平方向3840×2160) |
4KはフルHDの約4倍の解像度
解像度は「横に並んでいるドット数×縦に並んでいるドット数」で表されます。
つまり4KはフルHDの4倍のドットを並べて画面を表示させているのです。
そのため映像が鮮明で、より肉眼に近く自然に描写できます。
フルHDから4Kに変更した場合、以下のように感じる方が多いようです。
- 髪の毛一本一本までが見える
- 真っ黒な日陰や明るい日向がつぶれない
- 近い距離にいても鮮明に見える
- 役者の細かな表情がわかる
- アクションがなめらかで臨場感を味わえる
フルHDの4倍のドットで表現される4Kは、これまでとは明らかに違う驚きの映像です。
現在の4K放送は衛星放送のみ
現在4K放送を視聴できるのは衛星放送だけです。
4Kの設備でも地デジ(従来放送)は視聴できますが、4K放送を利用した画質では視聴できません。
総務省では、地上のテレビ塔などから電波を送信して4K以上の高精細な映像を視聴可能にするために議論されています。(2022年7月)
現在この次世代地上デジタル放送技術を推進する計画が進められており、23年度に計画実行が確定する見込みです。
近い将来、地デジでも4K放送が視聴できるようになる可能性が高まっています。
参考:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02155/00001/
関連記事:https://sakura-antenna.com/wordpress/column/4k8k/
4K放送の視聴に必要なもの
4K放送に興味はあるけど、視聴するには何が必要なんだろう?
このように思われる方も多いでしょう。
ここでは4K放送の視聴に必要なものをわかりやすくまとめました。
4K放送に対応した機器
4K放送は人工衛星から受信しています。人工衛星から送られる電波には、右旋回で送られるBS右旋と、左旋回で送られるBS左旋があります。
4K放送に対応した機器はBS右旋とBS左旋で異なり、それぞれ以下のものが必要です。
BS右旋 | BS右旋+BS左旋 | |
従来の衛星放送アンテナ | ◯ | × |
従来の宅内機器(分配器やケーブルなど) | ◯ | × |
4Kチューナー内蔵テレビ または4K対応テレビ+外付け4Kチューナー |
◯ | ◯ |
4K放送に対応したアンテナ | × | ◯ |
4K放送に対応した宅内機器(分配器やケーブルなど) | × | ◯ |
4Kテレビまたは4K対応テレビ
「4K対応」と言われるテレビには以下の2つがあります。
- 4Kテレビ…4Kチューナーが内蔵されているテレビ
- 4K対応テレビ…4Kチューナーが内蔵されていないテレビ
4K対応テレビは4Kチューナーが内蔵されていないため、外付けの4Kチューナーが必要です。
最近はほとんどのテレビやBlu-rayなどのビデオ機器には4Kが内蔵されていますが、念の為店頭や公式サイトなどで確認しておくとよいでしょう。
4K放送に対応したアンテナと宅内機器
BS右旋の放送のみなら、4K対応のテレビだけ用意すれば従来のアンテナと宅内機器で視聴できます。
しかし、BS右旋の放送だけでなくBS左旋の放送も視聴したい場合は、4K放送に対応したアンテナは必須です。また宅内機器を追加や交換する可能性があります。
必要になる可能性のある宅内機器は以下のとおりです。
- 分配器
- 同軸ケーブル
- ブースター
- 分波器
- アダプター
「4K8K放送対応」のシールまたは「SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)」がついたものを選ぶとよいでしょう。
関連記事:https://sakura-antenna.com/wordpress/column/4k8k-2/
有料チャンネルは別途契約が必要
4K放送に対応した機器を揃えてもBS左旋の放送は視聴できません。BS左旋の放送は全て有料なので、別途契約が必要です。
こちらはBS右旋放送とBS左旋放送の一覧です。
BS右旋(従来の衛星放送)無料 | BS左旋(新しい放送波)有料 |
NHK BS4K | NHK BS8K |
BS日テレ 4K | ショップチャンネル 4K |
BS朝日 4K | 4K QVC |
BS-TBS 4K | WOWOW 4K |
BSテレ東 4K | J SPORTS 1~4(4K) |
BSフジ 4K | 日本映画+時代劇 4K |
スターチャンネル 4K | |
スカチャン1 4K | |
スカチャン2 4K |
まとめ
この記事では、フルHDと4Kの違いを紹介しました。
4Kが臨場感あふれるリアルな映像が再現できる理由は、ディスプレイで表現できるドット数がフルHDよりも多いためです。
最近はテレビの大型化も進んでいるため、ドット数の少ないフルHDでは細かい描写や素早い動きに物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
4Kの肉眼で観るのと近い映像はとても鮮明で迫力満点です。
将来的には地デジにも対応する可能性は高いため、テレビの買い替えのタイミングでアンテナ交換しておくのもよいでしょう。
さくらアンテナでも、4K対応のBS/110度CSアンテナを取り扱っております。
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