アンテナレベルを上げるための原因解明や対処法を解説していきます!
2022.06.06
アンテナのトラブル
アンテナレベルが低いと色々な不具合が出てきます。
画像が荒くなってちゃんとテレビが見れなかったり、全く受信できずに困ってしまう事がありますね。
今回はアンテナ工事の現場で培った経験を元に、そんな状態を改善するための方法を解説いたします。
まずは、現在のお家のテレビのアンテナレベルを確認しましょう。
アンテナレベルはメーカーによって表記が違う
アンテナレベルはテレビのメーカーや機種によって基準の数値などが違うので、参考として主な国内メーカーの地デジ・BS/CSのアンテナレベルが良好な状態の数値を下記に表示します。
【地デジ】 【BS/CS】
・ソニー 【緑色】 【緑色】
・パナソニック 【44以上】 【50以上】
・シャープ 【60以上】 【60以上】
・三菱 【22以上】 【22以上】
・東芝 【30以上】 【50以上】
・日立 【45以上】 【45以上】
テレビの設定・受信設定画面などからアンテナレベルを表示して上記のメーカーそれぞれの数値と比較してください。
数値が下回っている場合はアンテナレベルが低い状態といえます。
(ただし、同じメーカーでも機種の違いなどで基準の数値が変わる場合があるので、詳しくはお使いの機種の取説を参考にしてください)
アンテナレベルを上げる方法(設定や接続)
アンテナレベルが下がってしまう原因は幾つかあります。
原因がわからないと対処ができないので、一般的に考えられる原因から当てはまるものを特定して、そのうえで適切な対処をしていきましょう。
ケーブルの接続不良などがないか確認する
アンテナが受信した電波がテレビに届くまでの間に問題がある場合があります。
アンテナケーブルが壁のアンテナ端子にしっかり差し込まれてなかったり、アンテナ端子からテレビの間に分波器、分配器、レコーダーなどが取り付けてある時はそのどこかで差し込みが緩んでしまったり、また劣化などによりケーブルが断線してしまう事もあります。
ケーブル・接続面でも色々な場合が考えられますので、一度全体の接続がしっかりしているか確認してみましょう。
チャンネル設定の確認をする
チャンネル設定が自分の住んでいる地域に正しく設定されていないと、アンテナレベルも低い状態になってしまいます。
お引越しなどされた後は、接続を済ませたらチャンネル設定をおこなわずに使用してしまう人が多いようです。
設定は、一般的にはリモコンのメニューボタンやホームボタンなどを押すとその画面から選択できます。
一度、チャンネル設定を再設定してみましょう。
テレビの数が多い
アンテナが一本しかないのにテレビが複数台ある場合は、そのアンテナが受信した電波を全部のテレビに分けることになりますので、それぞれのテレビに送られる電波は弱くなってしまいます。
この場合は、電波の強さを上げるブースター(増幅器)などを取り付けると有効です。
テレビ本体の一時的な不具合の場合
テレビの状態が急に悪くなった場合は、本体の一時的な不具合の場合があります。
故障ではなくスマホやパソコンにあるような、動作が重くなる時やフリーズしてしまうときなどに似ていると言えます。
この場合に一番有効なのは、テレビ本体の再起動です。
テレビの主電源を切り、電源プラグをコンセントから外します。
その後2~3分たってから電源プラグをコンセントに戻し、本体の電源を入れます。
これで再起動は完了です。
一時的な不具合はこの再起動で改善される場合が多いです。
また、B-CASカードを一旦外し、ゴミやホコリを払ってきれいな布で軽くふいてから、しっかり差しこみ口に戻すのも効果的です。
アンテナレベルを上げる方法(アンテナが原因の場合)
ここからは、アンテナやその周辺機器などが原因でアンテナレベルが下がってしまう事例を紹介していきます。
ここまでは気になったときすぐに自分でも確認や対処などができる事例を紹介してきましたが、アンテナ自体が原因になると個人で対応するのは難しいかもしれません。
原因がよくわからなかったり、対処方法が難しくて危険な場合は無理せずにアンテナ工事専門業者に相談しましょう。
アンテナの向きが正しくない
テレビアンテナには電波を受信するのに最適な方向があります。
この方向が正しくないと、しっかり受信できずにアンテナレベルが低くなってしまいます。
個人でアンテナを設置された場合などに、適切な受信方向でなく、あいまいな状態のまま設置して受信環境が悪いままになっている方もいらっしゃいます。
自分で設置してアンテナレベルが低いままの場合は一度アンテナ工事専門業者に相談してみましょう。
悪天候でアンテナがずれてしまった
台風や豪雨などが原因でアンテナがずれてしまう場合があります。
悪天候の場合、アンテナ業者が設置したものでもずれてしまい、アンテナレベルが下がるときがあります。
前日まで問題無くテレビを視聴していたのに、悪天候などの次の日にはもうテレビが映らなくなっている。
こんな場合はアンテナの向きがずれてしまっている可能性が高いです。
きつい悪天候の後は、アンテナが倒れたり、屋根から落ちそうになるときもあるので注意しながらすぐにアンテナ工事専門業者に連絡しましょう。
届いている電波が弱い
お住まいの地域によりアンテナが受信できる電波が弱い場合があります。
弱電界地域と呼ばれるもともと届いている電波が弱い場合や、周りの建物などが影響して電波があまり届かないなど様々です。
この場合は、現在お家で使用されているアンテナ自体が受信環境に合っていない場合もあります。
通常のアンテナとは別に弱電界地域向けに電波の受信性能が高いアンテナなども販売されています。
ブースターを取り付けて電波を増幅させるなどの方法がありますが、屋根上での作業が危険であったり、設置調査しないと効果があるかわからないので、こちらもなるべくアンテナ工事専門業者に相談してみましょう。
さくらアンテナでは
さくらアンテナでは、365日年中無休でアンテナの不具合のサポートをさせていただいています。
熟練のアンテナ工事専門技師がすぐに駆け付け、迅速な対応でアンテナの不具合や電波状況の検査を行い、お客様のトラブルを解決します。
また、充実したアフターサポートで対応させていただきます。
見積り・現地調査は無料です。
見積後のキャンセルも可能ですので、急なトラブルでお困りの際は、是非ご相談ください。
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