テレビの寿命は何年くらい?買い替えタイミングを解説します。
2022.06.06
テレビの知識
テレビの寿命ってどれくらいかな?買い換えた方が良い状態ってどんな時?
こんな疑問にお答えします。
テレビに起こるトラブルは様々です。
それがテレビの寿命が原因なのか、受信環境が関係しているのか、プロの目線で解説します。
一般的なテレビの平均寿命は8~10年になります。
使用環境によって違いが有りますが、寿命により起こるトラブルや兆候は同じものが多いので、そちらを解説していきます。
テレビの寿命はタイプ別で違う
最近は、液晶テレビや有機ELテレビをメインに使っている方が多いですが、プラズマテレビを現役で使用されている方もいらっしゃいます。
それぞれのタイプで一般的な寿命の長さに違いが有りますので紹介します。
液晶テレビの寿命は約10年
・液晶テレビの一般的な寿命は8~10年程度になります。
・液晶テレビは、有機EL・プラズマと違いバックライトを使用するタイプのテレビです。
このバックライトの状態が悪くなると寿命の兆候と言えます。
有機ELテレビの寿命は約5年
・有機ELテレビの一般的な寿命は4~5年程度になります。
・非常に高画質ですが、現在は液晶テレビの約半分ほどの寿命の長さです。
ですが、今後技術の進歩により寿命が長い製品が開発される可能性は大きいです。
プラズマテレビの寿命は約15~30年
・プラズマテレビの一般的な寿命は15~30年程度になります。
・液晶・有機ELと比べて一番寿命が長いですが、現在使用されている機種の多くは制作されてから長く年数が経過しています。
特に古い機種の場合は、既に寿命に近い状態の物も多いです。
テレビの寿命にはよくあるサインがある
寿命が近づいてくるとテレビの使用中に色々なトラブルが発生します。
映像の不具合はもちろんですが、操作がちゃんとできなくなったりなど様々です。
ここでは寿命が原因の一般的に起こりやすいトラブルを解説していきます。
画面に出る不具合
テレビの寿命は画面に一番表れやすいです。
長く使用していると、画面パネルやバックライトが劣化してしまい不具合が出てきます。
よくある不具合は以下のようなケースです。
①以前使用していた時より画面が暗くなって見づらい
②画面の色見や色調が変な感じになっている
③縦線などが出てきて画像が乱れる
④電源が入っているのに画面が真っ暗で何も表示されない
このような状態はテレビ画面、内部機器の劣化により起こりうる寿命の兆候と言えます。
音声に出る不具合
画面以外にスピーカーや音声関係も寿命が原因で不具合が出てきます。
映像と比べると音声の不具合は少し気づきにくい場合があるので、知らない間に劣化が進んでしまうケースも多いです。
よくある不具合は以下のようなケースです。
①映像は表示されるが音が全くでない
②音声が乱れてしまう、ノイズが入る
このような状態はスピーカーや内部回路の経年劣化などが影響します。
テレビのすぐ近くに物を置いているとそれが原因で(電磁波など)一時的にノイズや雑音が発生する場合もありますが、そうでなければテレビ本体の寿命の兆候だと言えます。
テレビの操作などに出る不具合
経年劣化は内部の電気回路や精密機器によく表れてきます。
それが原因で操作の面でもトラブルが起きてしまいます。
よくある不具合は以下のようなケースです。
①電源が入らない。リモコンの電池を変えても反応しない
②本体の操作ボタンが反応しない
このような状態は内部回路や電源基盤の寿命であると言えます。
その他(焦げた匂いがする、煙が出ている)
使用中に焦げ臭い感じがしたり、少しでも煙が出ていたりしたら大変危険な為、すぐに使用を中止してコンセントから電源プラグを抜いてください。
また、テレビのすぐ近くに置いているものも片づけましょう。
焦げた匂いや煙などは、内部の電気回路の劣化や使用中に溜まってしまったホコリなどが原因でショートしてしまい、発生している場合が多いです。
特にプラズマテレビの場合は、使用期間がとても長いケースが多く、あまり掃除などをしていないと大量のホコリが本体背面や内部に溜まってしまい、それが原因で発火してしまう恐れがあります。
ただ、こまめに掃除をしても寿命が近づくと発生してしまう恐れはありますので、その場合はすぐに使用を中断しましょう。
寿命のサインが出たらまず再起動してみよう
紹介してきたような不具合が起きたときは、まず一時的なものなのかどうかを調べてみましょう。
その後に買い替えや修理などを検討しましょう。
使用期間が一般的な寿命の年数まで来てないときは、一時的に不具合が出ているだけで特に本体に問題が無い場合もあります。
ただし、焦げ臭かったり煙が出ているような状態ならすぐに使用を中断し触らないようにしてください。
以下の方法を試してみてください。
本体を再起動する
まず本体の電源をOFFにして、コンセントから電源プラグを抜いてください。
2~3分ほど経ってから電源プラグを差し込んでください。
本体の電源を入れて状態を確認してください。
一時的な不具合の場合、以上の方法で状態が改善される場合が多いです。
再起動を繰り返しても状態が悪いままだと、テレビの寿命や故障であると判断できます。
この場合、メーカーの保障や購入店の延長保障などが残っていて、使用期間も長期で無ければ修理の依頼をしてみましょう。
使用期間も長く保障なども無い場合は修理が高額になるため、新しい機種への買い替えのタイミングだと考えたほうが良いかもしれません。
アンテナが原因のテレビトラブルもある
テレビの視聴トラブルには、テレビの寿命ではなくてアンテナが原因の場合もあります。
受信環境が原因で起こってしまうものなので、本体が原因のものと間違わないようにしましょう。
以下が主な不具合です。
・映りが悪い
・映像が途切れてしまう
・見たいチャンネルが映らない
このような状態はアンテナが原因である場合が多いです。
アンテナ工事専門業者に連絡して、修理など相談してみましょう。
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