台風でアンテナが倒れた!正しい対処方法を解説
2022.06.06
アンテナのトラブル
地域によっては年に数回、台風が直撃することもあります。
また台風と同様に激しい雨と風を伴う爆弾低気圧という言葉も広く知られるようになりました。
そこで増えているのが台風後に「アンテナが倒れた」あるいは「アンテナが壊れた」という問い合わせです。
そこで今回は、テレビアンテナが倒れた時の正しい対処方法を解説していきます。
台風が直撃してアンテナが倒れたり落ちそうになったらどうすれば良い?
屋外に設置されているテレビアンテナは、固定金具や支線で固定されています。
そのため滅多なことでアンテナが倒れることはありませんが、台風が直撃したとなると話はまた別です。
一般的に市販されている八木式アンテナの耐風速は40~50m/sです。
しかし台風の最大風速は、気象庁の基準では下記のようになります。
・「強い」台風…33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満
・「非常に強い」台風…44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満
・「猛烈な」台風…54m/s(105ノット)以上
つまり、「強い」台風でもアンテナが倒れたり落ちそうになる可能性があるということなのです。
特に長年使用しているアンテナであれば、アンカーなどが緩んでいることもあり、台風によってアンテナが倒れることも珍しくないのです。
そこでアンテナが倒れた時の対処法を覚えておきましょう。
アンテナの状態によって、一般の人が対処できるかどうかの判断が異なりますので、状況を確認しましょう。
①アンテナの破損がなく、固定金具や支線が外れている→自分で直すことも可能
②アンテナが破損している・落ちそうになっている→アンテナ工事専門業者に見てもらう(修理か交換の判断も行ってもらう)
次の項目からは、それぞれについて解説していきます。
倒れたアンテナの破損がない場合は自分で立て直すことも可能【強風対策が重要です!】
テレビアンテナが倒れた場合、状態によっては自分で立て直すこともできます。
ただし、アンテナに破損がないことを確認してください。
破損がないことを確認したら、次の手順でアンテナの立て直しを進めてください。
①アンテナ本体のほか固定金具を確認し、不足している部品は買い足しておく。
ちなみに必要な部品は、下記になります。
・アンテナ本体
・マスト
・屋根馬
・ステーアンカー
・支線
このほか、作業用手袋、脚立、レベルチェッカーなどがあると役に立ちます。
②アンテナ本体とマストを組み合わせる
③屋根馬を立てて、ステーアンカーを屋根の破風に取り付ける
④支線をターンバックルなどの固定金具を使って止める
⑤アンテナ本体とマストを屋根馬に差し込む
⑥アンテナ本体の向きを調整する
⑦アンテナ全体を支線で固定する
⑧ケーブルをアンテナにつなぐ
以上のように進め、テレビを通常通りに見ることができれば、アンテナの立て直しは完了です。
ですが、屋根上など高所での危険で難しい作業になりますので、基本的にはアンテナ工事専門業者に連絡して相談しましょう。
さくらアンテナでは、災害時のアンテナ立て直しや方向修正なども迅速に対応させていただきます。
見積り・現地調査無料です。
年中無休ですのでトラブル時はお気軽にご相談ください。
倒れたアンテナが破損している場合は、まず保険会社に連絡!
次に、台風のあとでアンテナが倒れて壊れている場合の対処法です。
素子(エレメント)や支柱が折れているなど、明らかに破損していることが分かる場合や、アンテナが落ちそうになっている場合などは、まず保険会社に連絡しましょう。
台風でテレビアンテナが倒れた場合の修理や交換は火災保険の適用になる可能性が高いです。
通常の火災保険は、火災被害だけではなく、水災被害、風災被害などに対して補償が受けられますので、台風による被害も対象になるのです。
保険が適用されれば修理などに掛かる費用を安く抑えることができます。
ですから、台風のあとにテレビアンテナが倒れていることに気づいたら、まずは火災保険の保険内容を確認して、保険会社に被害の状況を連絡してください。
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アンテナ工事専門業者にも忘れず連絡【火災保険で費用を抑えれます】
倒れたアンテナの被害を確認し保険会社に連絡した後は、アンテナ工事専門業者にも連絡しましょう。
依頼の際は火災保険を使用することを伝えておきましょう。
その後は次のような手順で進めましょう。
①加入している保険会社に被害の状況を連絡
②同時に、アンテナ工事専門業者に連絡
③保険会社の指示に従って修理および交換を依頼
④被害の箇所や状況がわかるように写真を撮影
⑤アンテナ工事専門業者から見積書をもらう
⑥保険会社から届いた保険金請求書を必要書類とともに提出
弊社【さくらアンテナ】では火災保険適用によるアンテナの立て直し工事を多数承っています。
保険金請求の仕方などのアドバイスも行いますので、台風のあとにアンテナが倒れている場合はすぐにご連絡をください。
適切に対応いたします。
まとめ
今回紹介したように、台風のあとにテレビアンテナが倒れた場合は、破損があるか、ないかで対処の仕方が異なります。
まずはアンテナの状況を確認しましょう。
アンテナに破損がない場合はご自分で立て直すこともできますが、火災保険に加入しているのであれば保険金で立て直したり、修理および交換することができます。
まずはお近くのアンテナ工事専門業者にお問い合わせください。
弊社でももちろん火災保険を活用してのアンテナ工事を承っております。
台風だけではなく、爆弾低気圧、竜巻なども増えていますので、そうした自然災害のあとにテレビアンテナに異常を感じた場合はぜひお問い合わせください。
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